NYから世界を考える NYで異文化体験

ニューヨークから見た中国人と韓国人

気が付いたらブログの更新が一ヶ月もストップしてしまい、自分でも少し驚いています。
この1ヶ月は、久しぶりの友人たちと会ったり、出張に行ったり、週末も半分ぐらいは仕事したりとあっという間の日々でしたが、ついに春分ですね。
春の始まりを告げる日のはずが、今日のニューヨークはなんと夕方にみぞれのような雪が降るという、今年の異常気象を象徴するかのような春の始まりでした。

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最近グランドセントラル駅で見かけた個性的なおじさん。実はこの方に過去道端で何度か会ったことがあります。個性的な人が多いニューヨークでもここまで個性的だとさすがに目立ちます(笑)

今日は、直近の記事で意外と反響があったこちらの記事に関連した話題をしてみたいと思います。

日本にいるときの私は友人の99%は日本人、そしてテレビや新聞で流れる日韓そして日中関係についての記事を半ばそのまま受け止め、正直韓国や中国の人に対してどちらかというとプラスのイメージは持っていませんでした。

しかし、ニューヨークには、日本人よりもはるかに多くの中国人や韓国人が生活していて、彼らとの交流のない生活は考えられないぐらいに、プライベートでも職場でも中国人や韓国人と接する機会は多いです。

私がこちらへ行った語学学校も、クラスに日本人は私だけだったのに、半分は韓国人と中国人。自然と友達の多くも韓国人や中国人となりました。
そこで驚いたのは、彼らの親日ぶり。
日本のドラマや漫画が大好きで、(本当は違法だと思いますが)自国の言葉で字幕が入った無料インターネットサイトでこうしたものに日々触れ、ドラマで覚えた片言の日本語を話し、和食も大好きといった子たちばかりでした。

育った国や文化や違っても同じアジアという共通の土台がある彼ら。
ちょっとした間の取り方や空気の読み方は、日本人と通じるところがあり、私の親友は自然と中国人や韓国人が多くなっていきました。

政治問題で国同士が大昔から争っているのは、私を含め私の友人たちも知らないわけはありません。でも、個人レベルであればそんなことは全然関係なく、いつも私に良くしてくれる彼らを見ていると、日本での報道に踊らされてちょっとした偏見を持って彼らの国を見ていた自分を恥ずようになっていきました。

そして、今では職場での一番の親友も中国人の女の子となりました。
こういった親日家の子たちは、日本、そして日本のことをどのように見ているのでしょうか。(続)


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