NYで冬を楽しむ NYで異文化体験

NY☆ホリデーシーズンの過ごし方

キリスト教、ユダヤ教と様々な宗教の人が暮らしているアメリカ。
ユダヤ教徒のようにクリスマスを祝わない人たちもいるので、この時期の挨拶は、メリークリスマスではなく、Happy holidaysです

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チャールズ・ディケンズのクリスマスキャロルの本物の原稿。Morgan libraryの展示です。クリスマスに間に合わせるために、なんとたった二ヶ月で書かれたそうです。

面白いことに、アメリカでは、新年よりもクリスマスやハヌカを盛大にお祝いします
恋人同士ではなく、家族、そして親戚一同で集まり、ディナーやプレゼント交換を楽しむのです敬虔なクリスチャンであれば、クリスマスイブやクリスマス当日には家族揃って行きつけの教会へのミサへと出かけます(昨年、クリスマスイブの日の夜に家の近くの教会へと行ってみたのですが、明らかにクリスチャンでないとバレバレで浮いてしまっていた上に、ミサの内容も分からず、早々に退散してしまいました(笑)でも、周りは熱心な信者さんたちばかりでした。)

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私が大好きな地下鉄ミュージシャン、Ebony Hillbilliesのメンバーたちもクリスマスモードにニコニコ このグループは、地下鉄で演奏するグループの中で群を抜く上手さで朝の通勤客を魅了しています。毎朝、グランドセントラル駅かタイムズスクエア駅にいます。

そして年越しは、日本では、大掃除を終え、大晦日に除夜の鐘をつき、年越しそばを食べて厳かな気持ちで新年を迎えるのに対して、アメリカでは、タイムズスクエアのカウントダウンに象徴されるように、友人たちで集まり、華やかに新年を迎えます

日本では新年を迎えることに重きを置いているのは、仏教や神道の考え方に起因しているのでしょうか。年内に色々片付けないとと焦ったり、新年の準備に追われたり、年末年始は何かと慌ただしい時期だと思います。一方、アメリカでは、新年は宗教的行事との結びつきも特にないことから、「新年」に日本のように大きな意味を見出してはいません。そのため、新年だからこれをしなれば、とか新年までにこれを終えておかなければ、といったことも時にありません。

アメリカ人が忙しいのは、クリスマスやハヌカ前のホリデーショッピングの時期で、これを過ぎるといたって普通の日々です。
そのため、アメリカの会社は12月25日、1月1日以外は通常出勤会社によっては12月25日から1月1日まで公休としているところもありますが、通常は12月25日と1月1日以外をお休みするときは、有給休暇を使うことになります。

といっても、労働環境は日本よりはるかにゆるいアメリカ。
私の会社も12月25日、1月1日以外は通常勤務ですが、今日24日は朝からトイレも真っ暗、暖房もあまり入っていず、社内にはほとんど人がいませんでした
そこで、私も今日は早々に帰社して、クリスマスディナーのための買い物のために、日系や米系のスーパーをはしごしました。
アメリカでの本当のクリスマスは25日当日。24日はその準備の日です。
明日は、朝からクリスマスディナー作りに勤しみたいと思います

皆様、良いクリスマスを


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