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私がNYへ渡るまで5

この記事は、私がNYへ渡るまでの想いや転機となった出来事について書いています。
連載記事ですので、過去4話がまだの方は、こちらからどうぞ。
ご挨拶&私がNYへ渡るまで
私がNYへ渡るまで2
私がNYへ渡るまで3
私がNYへ渡るまで4

社会人になってからの渡米であれば大学院やMBA留学が王道なので、週末にこっそりMBA受験の説明会に行ってみたりもしましたが、受験にはエッセイもいるし、英語のテストもかなり高い点数がいるので、まずはこの専門学校で準備が必要です、といったお堅い感じで、一体私の渡米はいつになってしまうのでしょう、という感じでした。それに、アメリカの目が飛び出るような学費に加えて生活費を貯金からまかなうことも難しいことは分かっていました。

そこで、そうしたルートもあっさり選択肢から抜けていきました。

最後に残ったのは、語学学校へ籍を置くことでした。
アメリカは旅行者であれば、日本人の場合、3ヶ月間はビザなくして(ESTAのみ)で滞在できますが、それ以上の期間の滞在となると合法的なビザが必要です。仕事で渡米する場合にはそれなりのビザが用意されるので問題ありませんが、私のように仕事が現地にあるわけでもない人の場合、語学学校に行き、学生ビザを手に入れる、ということ選択肢しか残されていませんでした。

こうした留学生向けのビジネスとして、留学斡旋企業は多々ありますが、大切な貯金は現地に渡ってから使おうと決めていたし、そもそもNYで暮らしていこうとしているので、学校への提出書類や入学の手続きは全て英語とは言え自分でやらなくてはその先の生活がおぼつかないのではないかと思い、学校のHPから必要書類をダウンロードし、見よう見まねで書類を作り、申し込み手続きを済ませました。(後から思えば、この判断は正解だったと思います。やはり、現地に行ってから求められる英語力は思っていた以上に高いものだったし、そんな中で本当に現地で暮らしていくためには、できることは自分でやる、という意気込みが重要だったと思います。そしてなにより、留学斡旋機関の手数料は驚くほどに高いので、これから留学をお考えの方は、自力で手続きすることをお勧めします。少し書類に不備があっても、学校側はお客さん相手なので丁寧に対応してくれます。)

そして、最後は学生ビザの手続き。
こちらも、アメリカ大使館のHP等を参考にしながら、一人で作業を進め、その一方で、会社には正式に退職届けを提出しました。

後は大使館面接に行ってビザをもらって渡米するのみ、という時に、驚くべき事件が起きました。

(続く)


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