アメリカ人があまり社内恋愛をしない理由

先日の記事、アメリカで社内恋愛はあるのでしょうか?、で触れましたが、アメリカ人は、プライベートと仕事を驚くほど明確に分けています。

仕事仲間を通り越して、友人関係を築けた同僚とは、週末にブランチしたり、といったこともありますが、会社で割りと仲がいい同僚とは、平日夜ですら、一緒に外出することはとても珍しいです。行ったとしてもハッピーアワー止まりかもしれません。(アメリカでは、バーが混み始める夕食時の前より早い時間帯に、early birdと言って、お酒を安く提供してくれます。そうした時間に、ささっとバーに行って飲むのが、アメリカ流ハッピーアワーです。)

アメリカ人にとって、平日夜と週末は自分の時間。
家族や気の置けない友人たちとのための時間なのです。

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ミッドタウンイーストのラーメン激戦区。人気ラーメン店が同じビルで凌ぎを削っていますが、経営は同じ会社だそうです。こうした場所で仕事後にちょっと一杯、は日本や韓国の文化のようです。

これほどまでに、オンとオフを切り分けているのは、どうしてでしょうか。
たぶん、こんな理由からではないかと思っています。

・会社との関係がドライなアメリカは、終身雇用制もなければ、出来の悪い人を会社が解雇することも可能だし、2週間前に通知すれば転職も自由という環境のため、制度上も、心理面でも、「会社=生活の中心」となりにくいです。

・仕事上はプロフェッショナルが要求されるアメリカで、仕事ができる上に、人間的にも優れた人のことを表現するときによく使うのが、「He/She is professional.」という表現です。これは職場での最高級の褒め言葉。仕事上ではプロフェッショナルであることが美徳であり、職場にオフの関係を持ち込みずらいので、職場恋愛といったことにはなりにくいと思います。
・アメリカ人の同僚によると、オフではオンの時よりはるかにリラックスしているので、オフの姿をオンの時に見せている人に、あまり見られたくないそうです。こうした理由から、アメリカでは、職場の同僚との付き合いが、夜の飲みや週末の付き合いへとつながることは、まずないのです。
職場の飲み会(アメリカではハッピーアワー)も、年に2回ぐらいしかなく、ほぼ強制参加ということでもありません。

韓国人の友人によると、韓国では、同僚や上司との飲みも仕事の延長だそうです。仕事中は緊張感走る環境なので、逆にお酒が入ったほうが、ざっくばらんに話ができ、物事が進みやすいそうです。そのため、お酒の席での部下の役割は、メモをとらずして頭の中にその時の会話を全部記憶することだとか!

国によって、価値観や生活スタイルが異なるのは、とても面白いです。

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