NYで米系企業で働くために必要なこと

前回、「NYで日系企業で働かないほうが良いと思う理由」という記事(こちらからどうぞ)を書き、駐在という形ではなく、現地採用でNYで働く場合は、日系企業は避けた方が良いと思う理由を、私自身が見聞きしたり、体験したことをもとに書いてみました。

セントラル・パークで見かけた不思議な人。一体何の撮影でしょうか。

私は2年ほど、日本人が誰もいない部署で働いたことがあるので、母国語が話せる人が一人でもいる環境がどれだけ居心地が良いかは身をもって体験しています。帰国子女ではないので、英語はいつまでたっても第二外国語。日本語で話せる同僚がいるのは、心強いです。
それでも、私は、前回記事に書いたいくつかの理由から、NYでは日系企業で働かないほうが良いと個人的に思っています。

日系企業を飛び出すために必要なことを3つ挙げるとしたら、仕事の経験・スキル、英語力、度胸だと思います。日本からやってきた人が、いきなり日系企業でないところで働くことはかなり難しいかもしれませんが、最初は日系企業で働き、その後、米系企業へ転職するということは、十分可能だと思います。

今回は、私がNYで日系企業を飛び出すために必要だと思う3つの条件について、考えてみます。

<仕事の経験・スキル>
アメリカは実力社会。日本と違い、良い大学や良い会社の名前が履歴書に書いてあったら就職活動で無条件に有利、ということはありません。それよりも、どういった経験を積んできたか、どんなスキルがあるのか、そして、そうした経験やスキルが、会社が求めている人材と合っているか、という点で評価されるのです。そのため、米系企業で就きたい仕事がある場合、その仕事で必要とされる経験やスキルを、現在いる会社で身につけることが重要です。必要であれば、上司に働きかけて、自分の仕事の幅を広げらるように動いたり、オンラインで足りない知識を学ぶといったことも考えられます。

<英語力>
米系の会社であれば、面接も当然ながらアメリカ人と行うことになるので、面接で、自分をアピールできるだけの英語力が必要です。アメリカ人は自分を売り込むことがとても上手いので、そんな彼らと同じ土俵で戦うには、一種のプレゼン力みたいなものも必要かもしれません。自分に10この経験があった場合、面接ではその10こを平等に話すことはしません。会社が求めているスキルがそのうちの3つ目と5つ目の経験に合ったものであれば、その2つに絞って自分がいかに会社が求めている人材と合っているかを話すのです。英語をネイティブのような発音で小洒落た表現で話すことはできなくても、文章構成や話すポイントを工夫するだけで、面接官への印象は大きく変わります。

<度胸>
日系企業の安住した環境から飛び出すことに勇気が持てない人も多いのではないかと思います。日系企業であれば、日本人ばかりで阿吽の呼吸も話が通じたりもするので、米系企業で働くよりも気分的には楽であることは間違いありません。でも、前回の記事で書いたように、色々と不都合なことがあることも事実です。日系企業にはいつでも戻れるので、一歩飛び出してみる、という勢いがあれば、意外とスムーズに飛び出すことができると思いますが、その時に大きな支えとなるのが、上の2つの経験とスキル、英語力ではないかと私は考えています。

ロングアイランドシティーから臨んだマンハッタン。正面の四角いビルは国連本部です。

ニューヨークのように大都市であれば、米系企業の中でも、日本とのビジネスがある程度あり、少数であっても日本人を探している場合があるので、いきなり米国企業へ行くのが難しい場合でも、そういったところからスタートしてみるのが良いかと思います。
私のニューヨーク生活は、この記事の中でも書いた米国企業で働き始めてから、はるかに充実し始めたので、NYでより多くの日本人が、自分らしくNY生活を楽しんでいけたらと願っています。

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