“can”=「できる」ではない意外と便利な”can”の使い方

日本の英語の教科書では、”can” = 「できる」、”be able to…” = 「できる」と、”can”も”be able to…”も「できる」と習い、結局両者の区別はよく分からないままだったかもしれません。合理的に作られている英語の世界で、全く同じ意味なのに、全然違う言い方があることは考えられません。”can”と”be able to”は似ているようで、違った使い方をすることもあるのです。

“can”は、一日の生活の中で使わない日はまずないと言うぐらいに、使用頻度の高い単語です。そして、その使い方は、”I can…”といったものではなく、”Can you…?”という疑問形がほぼ100%と言っても過言ではありません。

人に何か頼みごとをする時(仕事やその他オフィシャルな場面)や、友人に提案する時に使う一般的な表現が、”Can you…?”なのです。

ついに点灯したロックフェラーセンターのクリスマスツリー🎄写真は、点灯式の模様を自宅のテレビで撮ったもの。点灯式は毎年、盛大に行われます。

例えば、仕事で上司から何か頼まれるには、”Can you work on it today?”, “Can you give me a call at 1pm”, “Can you set up a meeting with our client at 5pm on this Wednesday”と言った形で、通常、”Can you…?”という言い回しになります。それぞれの文章を訳すと、「それ、今日やってくれますか。」「1時に電話くれますか。」「今週水曜日の5時にクライアントとのミーティングをアレンジしてください。」となります。ここでの”can”は、直訳すると、「・・・できますか」となりますが、英語の世界では、決してその表な訳にはならず、お願いをするときの表現になるのです。お願いなので、相手は断わられることを想定していません(特に仕事の場合、上司からの仕事の指示であれば、断るということはあり得ないでしょう。)。

プライベートでの”can”は、”Can we meet at 7pm?”, “Can I bring my friend to our dinner?”, “Can I call you back later?”といった使い方があります。それぞれ、日本語での訳は、「7時に会わない?」(ご飯の約束をしていて、何時にしようかテキストで相談している場面)、「夕飯に友だちも連れていっていい?」(もともと約束していたご飯に、別の友達も連れていっていいか打診するとき)、「後で掛け直していい?」(電話をもらった時に立て込んでいて話せず、後で話したい時)となります。

その他、レストランに予約を入れる時には、”Can I make a reservation for 2 people at 8pm on this Saturday?”(今度の土曜日の8時から2人で予約できますか)、頼んだ荷物が届かず、送り主の会社に電話した時には、”Can you check the status of my order?” (私の注文の状態を確認してもらえますか)。

これらの例から分かるように、”can”は、日常生活のあらゆる場面で使われています。こうした表現は、”can” = 「できる」と杓子定規に覚えていたら絶対に思いつかないかもしれませんが、”Can you….?”は何かをお願いするときの万能表現で、ぜひマスターしたい言い回しです。

“can”=「できる」ではない意外と便利な”can”の使い方」への6件のフィードバック

  1. sumie の発言:

    Can you~、Can I~、すっと使えるような感じがします。
    教材にはいろんな頼み方が載ってますが、どう使い分けていいのか迷ってしまいます。be able to は日常は使わないんですか。過去とか未来のときに使うぐらいですか。
    ロックフェラーセンター、すっきりした色合いが素敵ですね。
    日本では色がごちゃごちゃ使われますけど、私はこっちのほうが好きです。

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    • 「〜してくれませんか?」は全部”Can you…?”で良いので、便利です!
      Can you…?は毎日必ず触れますが、be able toはなぜかそれほど遭遇しません。

      なお、Can you…?は疑問形ですが、お願い的ニュアンスが入るので、相手からの答えはyesであるのに対して、be able toはnoもあり得る表現だと思います。”Are you able to come to a holiday party at Julie’s house?” とか、”Will you be able to finish this homework by this Friday?”はどちらも、相手からの答えはyesかnoか分からず、来れる?できる?といった形で聞いています。

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  2. sumie の発言:

    難しい使い分けですね。
    観光客としてCould you~でお願いしまくっていましたが、返事はGo とかほとんど命令形だったので、何だかしっくりこないやりとりだなと感じました。
    観光客としてお願いするのに自然なのはCan you~ですか。
    断ってもいいですよという意味ではbe able toを使うほうが、聞かれたほうはいい感じに受け取ってくれるんでしょうか。

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    • 観光で、レストランで頼むとか、お店でこれ見せてもらえますか、等の会話でしたら、全部Can you…?で大丈夫です!Could youだと丁寧すぎる気がしますので、Can I order? Can I see a menu? Can I have this one? Can I have a check? Can you show me this bag? とかが自然ですよ〜!
      Be able toは、相手からの答えがYesかNoか分からない時に使いますが、日常生活でも耳にする機会はそれほど多くないので、観光ではあんまり使う場面はないような気もします。

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  3. sumie の発言:

    ありがとうございます。
    すっきりしました。教材にはいろんな表現が書いてあり過ぎて、暗記モードになると、とっさに出てこなかったような気がします。

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    • お役に立てて良かったです!英語はホント繰り返し練習しないといざという時に出てこないですよね。でも、基本の文形は日本語よりはるかに少ないので、よく使われる言い回しの中から、自分が言いやすい言い方を覚えて、それ以外は聞いたら意味が分かる程度で良いのかな、と思います!

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