この街がくれたもの

私がNYに本気で恋をした大学1年生の時から数えて、今年で17回目の秋を迎えます。
8年前の今日、私はこの街へ一人でやって来ました。

傍から見たらキャリアウーマンと言われるかもしれない日本での安定した生活を突然手放し、自分なりに頑張って貯めた、それでも本当に足りるか分からない貯金と夢と学生ビザを手に、この街へやって来た日は、私の人生を変えるきっかけとなった日でもありました。

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夢と希望の街、ニューヨークの象徴。静かに、でも力強く今日もこの街を見守っています。

学生時代、2度目のNYで、ある有名な観光地を訪れた時、その正面に広がるすてきな住宅街を見て、こんなところに住むニューヨーカーってどんな人なんだろう、と思いを巡らせました。
日々の暮らしで精一杯だったある日、ふと肩の力が抜けた時、自分自身がその住宅の小さな部屋に住んでしばらく経っていることに気づき、驚きました。NY生活1年目、家探しで路頭に迷っていたときに、不動産屋さんに勧められたのもこのエリアだったのですが、学生の私には身分不相応と早々に諦めた場所でもありました。

働けるビザもなく、アメリカでの学生や社会人経験もなく、よくニューヨークに来たね、とこちらに住む何人の日本人に言われたか分かりませんが、たとえ前例がなくても、「NYへの情熱」、「自分を信じること」、「小さな努力を重ねること」を続ければ、夢が叶うことを、この街は私に教えてくれ、それは、私の大きな自信へとつながっていきました。

この8年の間、良い波に乗って順風満帆に進んで行た時もあれば、荒波に飲み込まれ、停滞していた時もあり、決して平坦な道ではありませんでしたが、振り返ってみると、渡米前に目標としていたことは、あと一つを残して全て叶いました。
8年目の今年は、新たな目標作りとその目標達成のための足がかりの年にすると同時に、私のNYでの体験を、同じような想いを持っている人たちへと還元できるようなことをしてみたいと思い、少しずつ動き始めています。

最初は家族と友人たちしか訪問者がいなかったこのブログも、読者数が111人にまで増え、記事を書くたびに色々な方が見てくださっていることを肌で感じ、とてもうれしく思っています。
このブログは、私の大切な人生の記録でもありますが、それと同時に、地球上のどこからかこのブログを訪問してくださる読者の皆さんに、ニューヨークに住むということ、ニューヨークが教えてくれたこと、ニューヨークで今起こっていること、ニューヨーク生活を通して考えたこと、そして何よりわくわくするようなニューヨークの街や人について、これからもお伝えしていきたいと思っています。

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イーストリバーの絶景。この季節は、フェリー観光がオススメです。

いつも色々な形でサポートしてくださっている皆様、ありがとうございます。
さらにパワーアップしたブログ、そして人生となるように8年目のニューヨーク生活を明日から楽しみたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2016年8月11日
冷房のきいた部屋で冷茶を飲むwhite catより