ニューヨーク流・自分らしく生きる方法

昨日は、ニューヨークでは、年齢に縛られた価値観をしている人がいないことをご紹介し、日本社会が決めた暗黙の年齢の縛りから自分の気持ちを解き放つことで、自分らしく、より楽しく充実した人生を送れるのではないかということを書きました。

こちらが昨日の記事です。

https://whitecatinny.com/2018/02/25/年齢に縛られない生き方/

例えば、アメリカでは、大学院は大学を出てすぐの人が行く場ではなく、ある分野について、より知識を深めたい人が、その知識を深めたいと思ったタイミングで行く場所です。そのため、30代後半や40代、さらにはその上の世代の人が行っても、誰も不思議な眼差しを向けることはありません。

私の大家さんは、フリーランスのパーソナルトレーナーです。離婚等の多大なストレスで食生活が乱れて劇太りしてしまったものの、食生活の改善や運動で10キロ以上の減量に成功した自身の体験をもとに、クライアントの方々へのアドバイスを提供しています。年齢は分かりませんが、外見から50代後半か60代前半だと思いますが、昨年から、仕事の幅を広げるために、栄養学等を学びに大学院に行き始めたそうです。情熱があれば、何事も、始めるのに遅いといったことはないのです。

今日のブランチ。この記事のトップのユーモア溢れる写真も、このお店のものです。

週末は、ニューヨークで活躍する日本人漫画家、ミサコ・ロックスさんが書いた本を読んでいました。

意地悪な大家さんに家を追い出されて一時期ニューヨークでホームレスにまでなってしまった彼女。でも、その後、漫画家未経験のところからスタートして、2年間の努力の末に、ディズニーグループの出版社から、自身の初恋・留学体験を綴ったアメリカの若者向けの漫画が、ニューヨーク公立図書館が選ぶベスト・ティーンズ・ブックリストの1冊に選ばれるという快挙を達成。2010年には、雑誌「日経ウーマン」”ウーマン・オブ・ザ・イヤー”の一人に選ばれるまでになり、今やアメリカで漫画家として不動の地位を築かれました。

そんな彼女が、ニューヨークで生き抜くための考え方や行動の仕方について、自身の行動をもとにまとめたのが、「理由とか目的とか何だっていいじゃん!チャレンジしなくちゃ後悔もできない!」という本です。

ニューヨークへ渡った当初の私自身と重なる部分も多く、また、ニューヨークでただ生きるのではなく、生き残るために必要なことが書かれていて、共感する部分が多かったです。また、この本に書かれていることは、ニューヨークに限らず、海外で挑戦したい人たちにとって貴重なアドバイスで、さらには、日本に住んでいても、持ち合わせていたら良いのではないかと思う内容でした。

ご興味ある方は、ぜひ手にとってみて下さい(私が唯一共感できなかった部分は、ニューヨークでのバイトの話です。とりあえずこの街に残るための資金作りのためにできそうな仕事が4つほど紹介されていますが、現在の厳しいビザの状況を考えると、不法就労はあまりお勧めできません。また、自転車操業的な生活は、やるべきことに時間と労力を注ぐことができず、ただニューヨークにいるだけの状態になりかねなません。その辺の事情は、下記の過去記事で触れています。この部分を除いては、個人的に共感することばかりでした。)。

https://whitecatinny.com/2017/11/19/ニューヨーク移住を考えた時に2番目にしたいこと/

年齢に縛られない生き方

ニューヨークに来てから、男女を問わず、かなり年の離れた友人や知人ができるようになりました。上は何十歳も離れていたり、下は最近成人式を迎えたばかりという子まで、様々です。でも、私は皆の正確な年齢を知らないし、相手も私の年齢を知りません。

それは、アメリカ、特にニューヨークという街の人たちが、誰も年齢に縛られた生き方をしていないからです。

「ニューヨークで働く」のカテゴリー内の記事にも書いたことがあるのですが、アメリカでは、就職や転職の際に会社が指定する定型の履歴書はなく、真っ白な紙から自分で履歴書を作ります。とは言っても、ある程度決まった形式はあり、インターネットでresume sampleといったキーワードで検索すると見本が出てきますが、驚くことに、年齢や誕生日は書くことは決してありません。年齢に囚われて採用するかどうか決めることは、差別となってしまうのです。

また、アメリカでは、何歳になっても、皆自分が自分のやりたいことをすることに重きを置いているので、日本でよく聞く「もうxx歳だから・・」とか「xx歳までにxxしなきゃ」と言った発想をしている人はいません。

そんなことから、気が合う人とは年齢に関係なく仲良くなるので、相手が何歳であるかということは、友人や知人関係を築く上では、全く必要でない情報なのです。

こうした背景もあって、例えば、お店のメンバーズカードを作るような時でも、日本では誕生日だけでなく生まれた年まで問われるのに対して、こちらでは、自動車の免許証申請やバーでお酒を飲む時以外で、年齢が聞かれることはありません。お店のメンバーズカードは、誕生日の月に合わせて特別割引の連絡をくれたりするために誕生日の情報が必要なので、本来誕生年は分からなくても支障がないのです。

社会人になってニューヨークに留学するかどうかを悩んでいたり、自分がやりたいことがあるのに今からでは遅くないかと迷ったりしている方がもしいらして、そんな想いが募る一方で行動しない後悔の方が大きいのであれば、年齢にこだわることをやめて、今すぐにでも行動することをお勧めしたいです。

実際、私が渡米したのは30歳直前で、決して早いわけではないかもしれませんが、ニューヨークへ渡ってから、着実に準備(金銭面や学校への入学の準備)をして、30代半ばぐらいで大学院留学を実現した人たちも見ていますし、キャリアアップのために、もう少し上の年でこの街へやって来た人も知っています。ニューヨークで仕事をしようと思ったら、その道での経験を証明できるだけのキャリアを相手に示す必要があるので、30代になってからの渡米ということも、珍しくはありません。

何歳までに何をしていなければいけない、という何となく社会が作った呪縛から抜け出して、一人でも多くの人が、何歳になっても自分らしい人生をが送れますように!

マンハッタンに住むのは夢物語?!

ニューヨーク市はニューヨーク州の一部で、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタッテンアイランドの5つの地区から成っています。ニューヨークと言った時に誰もが思い浮かべるマンハッタンは、意外と小さな島で、街歩きを楽しんでいたら、地図上でかなりの大移動をしていたなんてこともあります。

空港からマンハッタンへと向かう光景が、あまりに殺風景で驚く人も多いかもしれませんが、それほどにマンハッタンとその他の地区は、景観に大きな差があります。最近では、ブルックリンも少しずつ注目されるようになってきましたが、まだまだ栄えているのはごく一部。あらゆるものがマンハッタンに集中しているのです。

写真が暗いですが、イーストビレッジの可愛いアパート。入り口横に左右に手入れされた植木が並んでいたりと手が込んだアパートです。

続きを読む

オリンピックへの関心が薄すぎるアメリカ社会

日本では、冬季オリンピックが連日相当な盛り上がりだと思います。
スポンサーとして、オリンピック協会にどこよりも多額のお金を払っているアメリカの大手テレビ局NBCに配慮して、人気競技はアメリカ人が観戦しやすい時間帯に組まれているようですが、不思議なことに、アメリカ人はほとんどオリンピックに関心がありません。

先日の男子シングルのフィギュアスケートですら、NBCのメインのチャンネルでは、アメリカ選手が出場しているアルペンスキーとアメリカチームのホッケーの試合が同時刻に行われていたので、入れ替わりで放映していました。NBCのサブチャンネルでかろうじてフィギュアスケートの生放送をしていましたが、注目はアメリカ選手に向けられ、羽生選手は少し取り上げられただけでした。

続きを読む

ニューヨークで夢を叶える!

突然ですが、自分の夢は何ですか?と聞かれた時に、どんな答えが浮かんでくるでしょうか。自分の話は控えめに、そして、前例のないことには難色を示す日本の社会では、周りからの反応を気にして、自分がやりたいことを口にできなかったり、自分で無理な理由を見つけて、夢に蓋をしてしまったり、ということが少なからずあるような気がします。

反対に、一見無理そうなことでも、自分がやりたいことに全力で取り組むことを受け入れてくれるアメリカ社会、そして、何らかの夢を胸に秘めてやってきた人たちが集まるニューヨークでは、日々の会話の中で、自分の夢を話したり、相手の夢を聞いたり、といったことが自然に行われています。

通勤客に夢を与えることがミッションと、自ら朝の通勤時間にトランペットを奏でる男性。見かけない日があると心配してしまうぐらいの高い頻度で、同じ場所でトランペットを吹き続けています。

先日、友人たちと集まって、新しい年を迎えたことを機に、各々の夢の棚卸しをする機会がありました。与えられた紙に一人100個の夢を書き出すはずでしたが、時間の関係で、30個に挑戦。白い紙があっという間に埋まりました。

10年前の私であれば、「ニューヨークでアメリカの会社で働くこと」と大きく書いていたことでしょう。ニューヨークに本社を構える会社はウォール街にあるとなぜか当時は疑いもしなかったので、旅行で訪れた時に歩いた重厚なビルの合間をヒールで歩く姿をはるか遠く東京から思い描いていました。ただ、実際、ウォール街にオフィスを構えるのは金融関係の会社ばかりで、しかも、いつも生き急いで足早に歩く人が多いウォール街は未だに馴染めず、ウォール街で働くご縁はありませんでしたが、ニューヨークでアメリカの会社で働く、という夢は、幸運なことに、渡米2年で実現しました。

日本にいたら誰もが無理、と思うようなことでも、本当にやってみなければ、無理かどうかは分かりませんが、日本にいた頃は、何となく夢を人に話すことに抵抗があり、こっそりニューヨーク行きの準備を進めました。

でも、面白いことに、ニューヨークでは、私の周りの友人たちは、積極的に自分の夢を語っていて、時には、私がやりたい夢が何とか軌道に乗るようにと手を差し伸べてくれています。

いつもポジティブ思考で、多方面で活躍している私の友人は、夢は夢で終わらせるものでなくて実現させるものだから、夢を書き出す時には、「〜したい。」と書くのではなくて、「〜する。」と書くべきで、夢が叶ったその瞬間ではなく、叶ったその先に得られる状態をイメージすることが、夢を叶える秘訣と言いますが、本当にその通りだと思います。

そして、夢を紙に書き出してみると、やりたいことが明確になり、そのために何をしたいかが考えやすくなることに最近気がつきました。私が書いた30個の夢が、半年後、1年後にどこまで進んでいるでしょうか。皆さんも、夢の棚卸しを始めてみませんか?