アメリカ生活を可能にするビザとその対策

少し間が空いてしまいましたが、今日はこちらの続きで、アメリカでの長期の生活を可能とするためのビザについて考えてみたいと思います。

3ヶ月以内の短期旅行であれば、アメリカにはESTAの登録のみで滞在ができますが、それ以上の滞在をするために不可欠なのがビザです。
ビザには職種や滞在目的によって様々な種類がありますが、トランプ政権になってから、どのビザも取得や維持はかなり厳しくなっていますので、それなりの対策が必要です。
ビザで何か問題が生じてしまったときに被害を被るのは自分自身で、弁護士であっても助けてくれることができない状況もありますので、アメリカへの移住を考えたときに、どのようなビザが取得可能かどうかを調べたり、ビザについての基礎的な知識を持つことは不可欠です。

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欧米人との恋愛事情

以前、このブログでもご紹介した、アメリカ社会で日本人漫画家として成功している唯一の人といっても過言でないほどの不動なる地位を築いているミサコ・ロックスさん。
(過去記事は、下記からどうぞ。

https://whitecatinny.com/2018/02/25/ニューヨーク流・自分らしく生きる方法/)

今ではあちこちで漫画家講師として引く手あまたのミサコさんですが、渡米当初は言語の壁や人種差別を経験し、ホームレス生活や4年以上に及ぶ離婚調停から這い上がったパワフルな女性です。(アメリカでは州によって法律が違い、ミサコさんが結婚届を提出した州は保守的な中西部の州だったために、離婚にも相当な時間がかかってしまったそうです。)

そんなミサコさんは、アメリカ社会に溶け込むために、日本人とは一切つるまず、アメリカ人に揉まれながら生きてきたので、アメリカで付き合った人は皆日本人以外で、今10年に渡って付き合っている彼もアメリカ人です。
そんなミサコさんが、とても面白いアメリカ人(アメリカ人でなくヨーロッパの男性にも当てはまる内容だと思います)との恋愛に関する面白い本を出しています。

アメリカ生活が長い人にはそんなことはないかもしれませんが、日本人女性が読むと驚くような内容もたくさん入っていると思います。

私のブログには、最近、アメリカ人との出会いに興味がある方が多く訪れているようですので、もし、アメリカ人(もしくはヨーロッパの男性)とデートしたい人は、ぜひ手にとってみてください。
また、そうでなくて、欧米人との恋愛事情に純粋に興味がある方にとっても、また違った角度から文化の違いが感じられるとても面白い本だと思います。

リアルなニューヨーカーとニューヨークで働く女性の実態が分かるブログ

ここ最近、出張続きで週末も仕事に追われ、更新が滞ってしまいました。
文章を書くのが何より好きな私にとって、ブログを書く時間と心の余裕がなくなってしまうのはとても苦しいことなので、今日は気分転換に、楽しい話題を書いてみたいと思います。

先週の癒しはこの子。石の色と保護色で見にくいですが、出張先の会社の入り口にある警備員用の小さな建物の下に穴を掘って住んでいる子うさぎ(写真真ん中あたりに写っているのが、子うさぎの住まいへと通じる通路です。)。日中は3匹の子うさぎが毎日日向ぼっこしていました。

ブログは誰でも手軽に始められるので、今や無数のブログが溢れていますが、きちんとした出版社の編集者の目を通って出版される本と違って、ブログの内容の濃さや信憑性はまちまちだと思います。そんなこともあって、このブログでは、本の小さな一章を読者の方に手にとってもらうような感覚で、1つ1つの記事に熱い想いを込めて、記事を綴っています。

私はブログを書くのも好きですが、読むのも好きで、毎日複数のお気に入りのブログの記事を欠かさず読んでいるのですが、ニューヨークに関する多くのブログの中で、今日はとても興味深いブログをご紹介したいと思います。

それは、こちらのブログ。
http://www.satomishiraishi.com/

主宰しているのは、白石里見さんというニューヨークでご自身で食に関するビジネスをされていらっしゃる日本人女性です。ニューヨーク在住歴が長く、また、ブログや本を拝見したところ、アメリカ人の友人が多くて(過去記事でも何度か書いていますが、英語がネイティブでなく、全然違う文化で育った日本人にとって、アメリカ人の友人を作るのは、とても難しいです。)なかなか知り得ないアメリカ人社会の事情にも精通していて、さらには、このタフな街でご自身で会社も立ち上げられています。

そんな彼女の経験から、ニューヨークの食や美容に関する情報や、ニューヨークで学んだ人生論が盛りだくさんのブログとなっています。

ブログのトップでも紹介されている昨年9月に出版された「自分を知るプラクティス」という本は、生き方のヒントが満載で、ニューヨークに興味があるかどうかに関わらず、ぜひ手に取りたい本だと思います。

以下、彼女による本の紹介文です。

「お酒を飲み煙草を吸って不平ばかり言っていた20代を東京で過ごした後、ニューヨークに移り住み、自分探しに迷走をしながら、誰もが振り返る美貌を持つのに男運が全くないイタリア人美女、華やかな生活の陰で毎日不幸を嘆く弁護士、失恋してからずっと摂食障害に苦しむテレビ局勤務のヨギーニなど、様々な人と出会いました。

そんなニューヨーカーとの触れ合いや、数え切れない失敗を通して自分を見つめ直し、ようやく自分を受け入れて、自分の人生を生きる覚悟をした時に分かった「誰とも交換したくない人生」を手に入れる方法。

第一部は東京とニューヨークでの赤裸々な話、第ニ部のは自分を知って自分の人生を生きるための30のプラクティスと、一冊でニ度楽しめる本になっています。

印税の20%は、世界で教育を受けることができず貧しいまま生活せざるをえない環境に身を置く子供達に本を届ける活動をしているNPOであるRoom to Readに寄付させて頂きます。」

アメリカ生活で大切な「自分を信じる」という発想

アメリカ生活には、様々な困難がつきまといます。
ニューヨーク生活も9年目に入ったので、最近では、困難と思うようなことに遭遇することはほとんどなくなりました。
色々な問題への対処の仕方が分かってきたり、英語で相手と同じ目線で会話ができるようになってきたりしたことで、渡米初期の頃であれば困難と思っていたことも、’そうではなくなってきたのです。

アメリカ生活での大変なことは、人によって形は違えど、誰にでも必ず、大小様々な形で訪れていて、そうしたことを乗り越える体力と運を持ち得て、’かつ、アメリカが好きな人が、最終的には、アメリカに残り続けていくのだと思いますが、その時に私が大切だと思っているのは、「自分を信じる」ことです。

慣れ親しんだ日本でも、受験や就職といった大きな転機はありますが、アメリカに来てからほど、「自分を信じる」ということの大切さを実感したことはありません。

ウィリアムズバーグの人気ホテル、Wythe hotelのホットケーキ。

「自分を信じる」とは、「自分の直感を信じること」と「自分の選択を信じること」だと私は思っています。

「自分の直感を信じること」とは、具体的には、直感的にこれだと思ったことには飛びつくことだったり、逆に、直感的におかしいと思ったことや人からは遠ざかることです。直感的に面白そうだと思ったイベントに、たまたま一緒に行く友人が見つからなくて思い切って一人で参加してみたら、そこで今でも親しく交流が続いている友人たちとの輪ができ、さらには、今では私のニューヨーク生活は成り立たないほどに大切な友人たちとの出会いへとつながっていきました。その反対で、渡米当初、まだ友達が少ないでしょうから友人を紹介したいので、とある方に誘われて行ったイベントがネットワークビジネスの勧誘の場であったこともありました。その時は、その方と最初に話をしたときには、すごくおかしいとまで思わなかったので、イベントにまで連れ込まれてしまいましたが、その後のニューヨーク生活では、話していて直感的におかしいと思った時にはその相手からはうまく身をひいて次に誘われないように、という勘を働かせています。私の友人で、ニューヨーク生活がまだ短く、そのへんの立ち回りがまだできなくて、かなり精神的に疲弊してしまったことがある、と話している子がいましたが、ニューヨークでは、経験に基づいて、直感を働かせることが、とても重要です。私は特別な能力があるわけではありませんが、やはり心身健康でいるとそうした直感も磨かれると思って、規則正しい生活や食生活には気をつけています。

ウィリアムズバーグには、こんな街角アートがあちこちにあります。

そして、「自分の選択を信じること」ですが、何か問題があったときに、結局誰も責任はとってくれず、最終的に頼れるのは自分しかいないので、自分が選んだことに自信を持つことは、とても大切だと思います。ただ、自分の選択を信じるには、信じられるだけの根拠が必要で、そのためには、色々行動したり、調べたり、勉強したり、といった地道な努力が不可欠で、そうした積み重ねが、自分の選択を根底から支えてくれることになります。私はアメリカで既に2回も転職していますが、その転職は全て、自分の選択を信じることで行なってきて、今でも、タイミングや転職先も含めて、その選択はベストだったと思っています。私にとって、アメリカでグリーンカードを取得することとアメリカ人社会でビジネスができる人になることが、渡米当初の最大の目標だったので、転職は、その目標に近づくことを最優先にして決めました。面白いもので、自分と縁が合うものは不思議と話がとんとん拍子に進んで、私の2度の転職は、幸いとてもスムーズでした。その逆で、自分に縁がないことにこだわっていたこともあり、そのこだわっているという選択をしている自分に自信がなかったものの、こだわり続けて疲れてしまうことも経験しました。でも、後から考えれば、その選択をしている自分に自信がなかったからこそ、自分には縁がなかったことなのだと思います。

自分を信じる能力が高い人のことを英語では、self esteemが高い人と表現しますが、謙遜の文化で育った日本人には低い人が多いself esteemを高く保つことは、アメリカ生活でとても大切なポイントです。

ニューヨークの国際結婚カップル

「ニューヨーカーの出会い方」というシリーズで過去4回に渡って記事を書いてきましたが、とても人気の記事でしたので、今回は、ニューヨークの国際結婚カップルについて書いてみたいと思います。
過去記事は、こちらからどうぞ。

https://whitecatinny.com/category/nyで恋をする/

アメリカに住んでいる日本人は、かなりの確率で国際結婚をしていると思われる方もいるかもしれませんが、ニューヨークのように、日本人が多くはないものの一定数住んでいるような都市では、日本人は日本人と結婚しているケースがほとんどです。
そして、国際結婚の場合は、その大半が日本人女性の場合で、日本人男性が日本以外の国籍の人と結婚しているケースは、ニューヨークでは極めて少ないです。

ブルックリンのウィリアムズバーグの人気ホテル、Wythe Hotelは通用口もおしゃれ。

それは、どんな事情によるのでしょうか。
まず、一番に考えられるのは、育った環境と食べ物です。
日本で育った場合、当然ですが、日本の価値観が標準となりますが、一歩日本の外に出ると、日本で当たり前だったことがそうではない、ということはよくあります。

例えば、ニューヨークの場合、結婚してアッパーイースト(マンハッタンの高級住宅街)に住んでいる女性で、ごはんを全く作らない人は割と普通にいるそうです。
どうしてそんなことが成り立つのかと不思議に思ってしまいますが、女性も働いていて忙しい上に料理が好きでないような場合では、お手伝いさんが作ったり、デリバリーを頼んだり、といった形で、済ませているようです。日本だったら考えられないことです。
アメリカ人女性がそんな感じであれば、日本人男性はなかなか一緒にいることは難しいのではないかと思います。
これはあくまで一例ですが、女性のほうが男性よりも変化に対応しやすいので、異なる価値観に対してもより順応しやすく、日本人女性のほうが、日本人男性よりも国際結婚に向いているのかもしれません。

また、食べ物の好みの許容範囲もとても重要な問題です。
日本には、色々な国のレストランがあり、和食以外の料理を楽しむことはごく普通のことですが、アメリカでは、どんなに日本食が好きというアメリカ人でも、ダシの味の深さや薄味の和食の美味しさを分かる人はまだまだ多くありません。アメリカ人は、小さい時から、濃い味付けのものばかり食べているので、繊細な和食を究極的に理解するのはかなり難しいと思います。苦手なものが多いと言われてしまえば、そうでない方が相手に合わせることが一番早い対応策となります。その時に、日本人女性の方が、日本人男性よりも柔軟なので、そういった点からも、日本人女性のほうが国際結婚率は高いのかもしれません。

ニューヨークで先月オープンした話題の日系レストラン、Davelleのおでん。こうしたいわゆる和食のお店は、同じく味が分かって一緒に感動できる日本人と行きたいです。

私の友人でアメリカ人男性と国際結婚した子は、結婚してから、驚いた価値観の違いがあると話していたことがありました。
その男性は、両親が共働きで、家族で夕ごはんを食べるという習慣がなかったようで、私の友人が夜ごはんを、旦那さん、子供、自分の分と用意しても、旦那さんは自分の分だけ持ってリビングに行ってしまい、テレビゲームをしながらごはんを食べたり、ということがごく普通にあるそうです。
この話だけを聞くと、なんて非常識な人、と日本ではなってしまうかもしれませんが、私も何回も会ったことがあるその旦那さんは常識的な方です。
アメリカには、本当に色々な価値観の人がいるので、そういった話を聞いても、すぐに非常識という発想にはならず、きっと育った環境の違いから、そんなこともあるのね、と言った感じになります。
友人は、過去に何度か旦那さんにそのことを指摘しても直らなかったので、今は子供も小さいので諦めているそうですが、子供が小学生になった頃からは、食卓で食べてもらわないと、と強く思っているそうで、そのときには、旦那さんを説得しなければいけません。

このような感じで、国際結婚の場合、日本では当然と思っていた価値観が思わぬところで通らないこともあり、自分がどうしても譲れないことに関しては、相手ととことん話し合い、納得して、変えてもらうしかありません。相当なエネルギーが要りそうですが、自分が譲れないのであれば、話し合うしか解決方法はないのです。こういったことが、日常生活で出てくることになるので、傍から見ていたら華やかに見える国際結婚も、当事者からすると大変なことが多いようです。

ニューヨークの時の流れに乗って

ニューヨークは、驚くほどに時の流れが早い街です。
それは、仕事でもプライベートでも同様で、どちらもそのテンポの早さには目を見張るものがあります。

時の流れが早いことを、いつも皆あくせくしているとネガティブに捉えることもできますが、何でもどんどん物事が進んでいく、その潔さや変化の早さは、ニューヨークの良さでもあって、私はそんなニューヨークの側面も気に入っています。

観光にも人気のフラットアイアン地区。この平らな建物が目印です。

これは、ニューヨークだけの話ではありませんが、ビジネスの世界では、アメリカ人はだらだらと会議をすることはありませんし、会議が開かれる前から結論ありきで、そのために頑張って事前に根回しをして、会議は形式だけ、といったこともありません。会議の場では、建設的な議論が手際よく行われ、問題点や対応する点があれば、いつまでに誰が対処するということが決められ、会はさくっと解散します。

プライベートでも、友人と会うことになったら、ほとんどの場合、1週間以内に実現し、そこで面白い案が持ち上がったら、またたく間にその案が実行へと移されます。
先週、ある方に問い合わせのメールをしたら、数時間後にはもう返事が来て、4月末ぐらいにお願いしようと思っていたことを、翌日には対応してくれて驚いたのですが、ちょっと仕事がばたばたしているので4月末で良いかと思っていたものの、振り返ってみると、1ヶ月も待たずに早くに対応してもらって良かったと思いました。
また、今週頭には、渡米当初の語学学校のクラスメートで今は韓国へ帰国してしまった私の大切な韓国人の男友達からメッセージをもらい、急にニューヨーク出張が決まったようで、今日は久しぶりの再会を楽しみました。
1週間前には考えもしなかったことが、次々と起こっているのは、面白いです。

そんな変化が早いニューヨークでの生活に疲れてしまって日本へ本帰国する人も多いですが、私はニューヨークの流れに乗って、どんどん次のステップへと移っていくことを楽しんでいます。ニューヨークが合っていると話している私の友人や知人たちも、皆、持ち前の行動力で、久しぶりに会うと色々と新しいことに挑戦していることを聞きます。

ニューヨークを楽しむコツは、時の流れに身をまかせて、その瞬間を最大限楽しむことだと思います。頑張ってもうまくいかないことには無理に固執せず、違う方向からアプローチしてみたり、または、全く違うことに目を向けてみたり、嫌なことがあってもすぐに忘れて前へ進んでいくことが、この街では求められているような気がします。