東京 vs ニューヨーク

私が何年も前から記事が更新されるたびに読み続けている数少ないブログの主宰者は、香港在住で、ご自身で食品卸会社を経営しているコンソリーニ恵さん。

私自身は帰国子女でもなく、20代後半で渡米しているので、幼少の頃海外生活を送り、今も国際的に活躍している方の生き方や考え方にとても興味があるのですが、恵さんは、まさにそんな女性の代表格です。

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NYがくれた人との出会い

NY生活の醍醐味は、人との出会いにあると思います。そして、どんな人と出会うかが、その後の人生を大きく変えていくことになるぐらい大きな意味合いを持つのも、NYの大きな特徴かもしれません。

日本に住んでいた頃は、学生時代、社会人時代からの友人たちとの交流で週末の予定はいつも埋まっていて、どこか新しい世界に飛び込んでみたり、新しい友達作りをしてみようと思ったことはありませんでしたが、NYでは、自分が生まれ育った場所でないため、自分から積極的に行動しない限り、交友関係は会社の人との付き合いに限られてしまいます。

しかし、一歩外へ飛び出してみると、想像もしていなかったような面白い生き方をしている人たちと仲良くなれるのが、NYなのです。

私の場合、NYでは無職の学生からスタートし、小さな会社勤めから、今は割と大きな企業に勤めていて、仕事以外での活動も、このブログの更新は渡米時から一貫しているものの、それ以外は、少しずつ変化しています。そして、この9年近くに及ぶNY生活を振り返ってみると、不思議なことに、見事に、絶妙なタイミングで、出会うべき人たちと知り合ってきているのです。

やっと夏らしい陽気となった週末のワシントンスクエアパークの噴水で水遊びに興じるニューヨーカー。

渡米間もない無職の学生の頃は、同年代で大学院留学のためにニューヨークへやって来た渡米歴も私とほぼ同じような友人がたくさんいました。そして、そうした友人たちと、よくNY生活での事件簿(NYでは色々なことがありすぎて、今となっては事件とは呼べないようなことも、当時は事件だったりしたのです)を語ったり、NYで就職するにはどうしたら良いかなんていう話をしていました。

そして、めでたく就職先が見つかり、社会人になってからは、同じようにNYでのキャリアをスタートさせたばかりの人と知り合ったり、趣味の世界では、本業とは全く違う文化的活動が好きな私の嗜好と合うようなアーティストの友人たちが増えていきました。

さらに、ここ数年間は、私の周りには、自然とNY歴も私と同じかそれより長く、私と同じように、今後もNYでキャリアを築いていこうとしている日本人女性の友達がたくさんできました。

こうして、自分の人生のステージが変化するにつれて、自分では何も意識していなくても、交友関係が変化していっているのです。やっとグリーンカード取得も見えてきて、私のNYでの基盤が確固たるものになるにつれ、私の人生のステージが、今後劇的に変化することはないと思うので、今良いお付き合いをしている友人たちとは、たぶん、一生ものの付き合いになるのではないかと感じています。

まだ出会って2ヶ月半の友達と昔からの友人のように仲良くなったり、1年半ぐらい前には知人だった友人とこの半年ぐらいの間に突然距離が縮まったり、といったことが最近あったのですが、彼女たちとは、たぶん、渡米間もない頃の私が知り合っていたら、今のように仲良くなっていなかったのではないかと思います。

それは、お互いのエネルギーの度合いが違うからです。

がむしゃらにNYでの就職活動を頑張っていた時期には、ちょうど同じように無我夢中で大学院での勉学に燃えている友人たちとエネルギーが共鳴したのだと思います。そして、NYに残った私と、色々考えた末に日本へ戻り、海外での経験を生かして働いている友人とでは、それぞれ違った道に進んだので、エネルギーが違う方向へ向かっていって、それぞれが、新しい方向でのエネルギーを持った人たちと共鳴しあっているのです。
これは、どちらのエネルギーが良い悪いというものではなく、それぞれが、自分が欲しているエネルギーを持った人たちとの世界へ引き込まれていき、それぞれの人生を展開させているのだと私は考えています。

楽しいニューヨークですが、物価はかなり高いので、生きていくのにみんな必死。この大戸屋のお弁当は量も少ないけれど、なんと15ドルもして、ちょっとしたご馳走です(笑)

ただ、自分のエネルギーを高く保っておくことは、とても重要です。なぜなら、そうしておくことで、自分と同じようなエネルギー、もしくは、自分より高いエネルギーの人と出会うことができ、自分の人生がさらに充実したものとなるからです。

私がNYが大好きな大きな理由は、人間的に魅力あるエネルギーの高い人たちと業種や年齢を超えて仲良くなれるからです。

そして、NYは、思いもよらない形で、そんな出会いを運んできてくれています。つい2週間前には、渡米して間もない8年ほど前から会ってみたいと思っていたある日本人女性と知り合うことができました。この9年間のニューヨーク生活を振り返ってみると、共通の友人はいないけれど、いつか会ってみたいと思った人とは、何年かの時間がかかっても、必ず会うことができています。そして、明日は、香港在住で、私が以前から彼女のブログの大ファンでいつか会ってみたいと何年間も思い続けていたパワフルな日本人女性と、素敵なご縁でランチの約束をしています。初対面とは思えないぐらい会話が弾みそうな予感がしていて、今から楽しみです。

今週アメリカが失った二人の逸材

今週、アメリカは、二人の大物の相次ぐ死亡で悲しみに揺れました。

一人は、日本でも大人気のブランド、Kate Spadeを立ち上げた、Kate Spadeさん。旦那さんと立ち上げた自身の名前を冠したブランドは、世界中の女性たちに愛されてきました。
私もKate Spadeのおしゃれなデザインが大好きで、仕事用のかばんもお財布も、Kate Spadeを愛用しています。

ご自身が持っていた株式を、大手デパートニーマンマーカスに1999年と2006年に渡って売却し、最近は、別のブランドを立ち上げていたKate Spadeさん。
旦那さんと13歳の一人娘を残し、マンハッタンの自宅で首吊り自殺をしてお亡くなりになっているところを、お手伝いさんが見つけたそうです。

そんなショッキングなニュースの数日後、アメリカ人の食の概念を変えたとも言われる料理界の重鎮、Anthony Bourdainさんが、自身のCNNの人気番組の撮影先で訪れていたフランスの田舎町の高級ホテルでお亡くなりになったことが分かりました。死因は首吊り自殺だったと言われています。

Anthony Bourdainさんは、シェフとしての経験から、NYのレストランの裏事情を書いた「Kitchen confidential」という著作で一躍有名になり、その後は、その気さくで好奇心旺盛な性格から、世界の津々浦々を旅しながら、これほどの有名人なのに、現地の人が行くような小汚いけれど家庭の味がするような家族経営のお店にも頻繁に足を運び、その国の食文化をCNNの「Parts Unknown」という番組で世界へ発信していました。

AnthonyさんのParts Unknown東京編のイントロは、こちらからどうぞ。(番組はユーチューブでも有料ですが、一部分は、ユーチューブで検索すると色々と見ることができます。)https://www.youtube.com/watch?v=Rx2g65MjsLk

食べるのが大好きな私と友人は、つい最近、Anthonyさんと話してみたいよね〜、なんて話をしていたばかりで、その友人は、なんとNYのごくごく普通の居酒屋(東京の新橋の路地裏にあるような居酒屋)で、つい1週間半ほど前にAnthonyさんが隣の席にいるところを偶然目撃したそうです。

そんな矢先に入ってきた訃報にただただ衝撃を受けています。

Kate SpadeさんもAnthony Bourdainさんも、普通の人であれば成し遂げられないような偉業を達成し、傍からみたら超がつくほどの成功者でした。思い悩んでいたように見受けられることもあったそうですが、まさかこんな形で人生の最後を迎えることになるとは、家族も思っていなかったと言われています。

日本のテレビ番組でも大反響だったNY在住のLaura Lynne Jacksonさん(https://www.hayakawabooks.com/n/na8ab392294ca)は、あの世とつながることができる特殊能力を持つ女性として知られています。その彼女は、あの世のことを”the other side of the world”と呼んでいるのですが、「あの世」は、私達が思っているほど遠い場所ではなく、紙の表と裏のように近い場所だと常々話しています。そのため、亡くなった人やその人の守護神(彼女の言葉で言うと”spirit”)は、いつも生きている人をすごく近くで見守ってくれていて、その様子がLauraさんには全て見えているそうです。KateさんとAnthonyさんのご冥福を静かにお祈りしています。

夏のおすすめ☆ロブスタークルーズ

アメリカには、日本のように季節の変化を愛でる文化はありませんが、メモリアルデー(5月の最終月曜日)の週末が「夏」の始まりと言われています。

メモリアルデーの前後、ようやく夏を感じるようになった日の夕暮れに、友人たちと、ハドソン川のロブスタークルーズに行きました。

このロブスタークルーズ、私は初めて乗船したのですが、NYらしさが凝縮したおすすめスポットで、毎年夏にはぜひ行きたいと思う体験でした。今日は、そんなロブスタ−クルーズの魅力をお伝えしたいと思います。

・NYらしい食べ物、ロブスターを堪能:人種のるつぼ、NYでは、日本ではなかなか見かけない国の料理を楽しめますが、NYらしい食べ物というと、とても難しいです。ただ、ロブスターは、NYを代表する食べ物の一つだと思います。ロブスターの本場は、NYよりもっと北に行ったメイン州。こちらでとれた新鮮なロブスターをNYでも楽しむことができます。一番良く知られているのは、Luke Lobsterというチェーン店だと思いますが、正直、こちらのロブスターロールは若干期待外れです。その点、このクルーズ船では、ロブスター1匹をまるごと茹でたものから、ロブスターロールまで、質の良いロブスターを楽しめます。

ロブスターセットはこんなに豪華!

こちらは、ロブスターロール。

・クルーズなのにお手頃価格:タイムズスクエアをさらに西に行った埠頭から乗船して、そこから北上してまた戻ってくるという1時間ほどの短いルートですが、たった10ドルで、クルーズ船に乗って異空間を楽しめるのは、とてもお得です。

・マンハッタンの絶景が視界に:このクルーズ船からは、摩天楼を西側から眺めることができます。普段、街中にいると見えない景色、特に日没前に出港し、夕暮れ時のマンハッタンを眺めるコースがおすすめです。

クルーズ船から、エンパイアステートビルも見えます。

乗船券は事前に下記HPから購入しておくと便利です。

https://northriverlobsterco.com

ぜひマンハッタン観光の思い出に、ロブスタークルーズを楽しんでみて下さい♬