前回に続いて、アメリカ流社交術を駆使した友人の作り方を紹介したいと思います。
前回は、自分の友人の枠を超え、お互いの友人を交えてみんなで楽しむ文化について書きました。
ぜひ導入したいアメリカ流社交術
最近は30度まで気温が上がることも多いNY。既に初夏の陽気で、公園へ繰り出す人たちも増えてきました。
これは、マンハッタンの中心にあるマディソンスクエアパークでの一コマ。
それ以外にこちらで広く行われているのは、特定の友人を紹介しあう文化。
それは主にこんなとき。
・良い友達ができて、きっと自分の別の友達もその人と仲良くなれるのではないかと確信したとき
・私の友達のキャリアが、また別の友達の勉強やキャリアに関係があるのではないかと思ったとき
そんなときには、自分が仲介になって、紹介したい友達同士も呼んで、一緒に集まる会を設定します。すてきな友人たちは、自分の身近にいる友人がこうして紹介してくれるおかげで増えていきます。
そして、私が仲介者になることもしばしば。
先週は、中国人の女の子に、私が仲が良い中国人の子を紹介しました。以前登場(こちらからどうぞ)したとてもリベラルな女の子たちなので、絶対に息が合うと思って紹介したら、予想通り、話がとても盛り上がりました(リベラル派がそろったので、話題はもちろん、中国の現状とその問題点、改善方法について)。
昨日は、まだNY滞在歴が短くて母国の友人が少ないと話していた韓国人のクラスメートに、私の親友の韓国人を紹介しました。
韓国人は日本人と違って、NYの街中に驚くほどあふれているのです(その理由は追って紹介したいと思います)が、私の友人はなぜかあまり韓国人に出会う機会がなかったようです。英語の勉強の助けにはならなくても、母国の友人は、ある程度いたほうが何かと心強いので、二人が良い友人になれそうな予感がして良かったです。
そして、他にも韓国人の友達がいるので紹介しようと思ったら、「女の子じゃないならいいや~」と言われてしまいました。
日本人が、中国人同士、韓国人同士の紹介者になるって面白いよねーといわれて、たしかに!と思ったのですが、移民の街NYを象徴する出来事だと思います。