少し間が空いてしまいましたが、先日のアメリカの恐るべき配達事情の3部作、第三弾です。第一弾、第二弾は、下記からどうぞ。
結局再々配達となった私の荷物は、3度目の正直でようやくやって来ました。
しかし、ここまでこぎつけるのには、先方との度重なる電話でのやり取りに加え、いつ荷物が来るのかと気を揉んだり、とそれなりに面倒なことが多かったです。
アメリカでは日本のように丁寧なカスタマーサービスは受けられないので、何かあった時には、自分から動いていかないといけません。
そこで、後日商品を注文した会社へメールをしました。
今回の配達にまつわる出来事を伝えて、今後、私たちだけでなく、他のお客さんに対しても、こういったことが起こらないようにしてください、といった感じの内容だったのですが、読んだマネージャーは驚いたようで、思いがけず、商品を少し値引きしてくれることになりました。
大手家電店だったので、マネージャー人が、真摯に対応してくれたのは、不幸中の幸いでした。
この出来事を通じて、改めて、アメリカでは思ったことはきちんと伝えること(日本のように、阿吽の呼吸や以心伝心といった概念は、アメリカにはありません。)、そして「交渉力」が大切だと実感しました!
ここでの交渉力とは、ただ自分の要求を押し通すということではなく、相手の要求と自分の要求の間に隔たりがあった時に、うまく双方の満足する着地点を見つける会話術です。アメリカでは、この交渉力を見に着けると、色々な場面で生活がしやすくなると思います。