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コロナウイルスで揺れるNYの今

(下記の記事、昨日書いて保存したままだったのですが、その間に、なんと急展開が。。NY市は本日、公立学校の明日から4月後半までの休校を発表。そして、レストランは、テイクアウトとデリバリーのみという命令が市から下ったというニュースがたった今入って来ました。)

コロナウイルスで、今、世界は揺れています。
当初患者がいなかったNYは傍観体制で、念のためハンドサニタイザーやアルコールを買っている人がいたぐらいですが、今や、パニックとなった人たちがスーパーやネットで、ハンドサニタイザーやトイレットペーパー、食料を買いだめし、スーパーの棚も補充が追いつかないような状態が進んでいます。

数日前の写真なのでまだ穏やかではありますが、夜でも混んでいるスーパー。

患者の数を含め、何が正しい状況か分からない今こそ、自己判断で行動することが求められているのではないかと思います。

ニューヨークは、非常事態宣言が出て以来、ニューヨークの風物詩でもあるブロードウェイミュージカルは全部休演、美術館も閉鎖、プロ野球やバスケの試合も延期となり、500人以上を収容するイベントにいたっては禁止令が出ています。

私は仕事柄毎日職場へ行っていますが、自宅勤務へ切り替わっている友人たちもいます。
有名レストランの中で、数週間の休業を決めたお店もあります。

私は、家も職場もブルックリンなので、ここ1ヶ月近くマンハッタンに行っていません。ブルックリンは、最近感染者が出たようですが、まだマンハッタンに比べると数も少なく、マンハッタンよりも落ち着いているのではないかと思います。

ブルックリンの住宅街。いたって平和です。

正直なところ、本当にそこまで買いだめをしなければいけないのかは分からないですが、皆が買いだめをしているので、トイレットペーパーやお米などが必要な時に品切れになったら困ると思い、とりあえず必需品は用意しました。

最初は、ここ数ヶ月、週2、3回は行っていたダンプリング(中国の餃子)屋さんに行くのをなんとなく控えていましたが、欠乏症状が出て来たので、最近は普通に行っています。

アジア人への暴行もニュースになっているので、つい数日前に家を出てすぐに、知らないアメリカ人のおじいさんに突然話しかけられた時には一瞬身構えましたが、やたらフレンドリーなこのおじいさんは同じビルの住人だったようで(なんで私が同じマンションだって知っているの?と聞いたら、そりゃあ同じビルだから分かるよとさらっと言われました。ブルックリンはいまだに日本の昭和の時代の古き良き町内会的風土が残っている不思議な場所です)、これからもよろしく、と笑顔で言われました。

コロナ騒動で私自身に起こった一番の変化は、免疫力が落ちたらいけないと思い、睡眠時間を増やしたことでしょうか。それに伴い、その日に終わらなかった仕事は明日でいいや、と思い切って切り捨て、家の掃除や料理する時間を意識的に取るようにしています。

なお、コロナウイルスですが、病原菌の研究を仕事としている知人の父親によると、普通の大人であれば、手洗いうがいをきちんとしていれば予防ができ、万が一感染してしまったとしても、症状がなかったり、風邪やインフルエンザのような症状で、1週間から10日で回復するそうです。

錯綜する情報の中から真実を見極め、自分が思う道を歩むことが、こうした状況では求められているのではないかと思い、あえて人混みに行くことはないけれど、近場で友達とご飯に行ったりと、私はいたって普通に暮らしています。

友人の中には、スポーツ関連の仕事のフリーランスで、プロ野球やバスケの試合の延期で、来週以降の仕事が全くなくなってしまったという人もいますが、状況は必ず改善するので、こういう時こそ、自分が必要と思うことに時間を使うことが大切なのではないかと、空になったスーパーの棚の写真で騒いでいるメディアやFBの投稿を見て感じています。

コロナウイルスの原因は表立って報道されていませんが、武漢の細菌工場から何らかの理由(事故または人為的に)でコロナウイルスが流出したことが原因と言われています。
人々が世界規模で自由に移動する現代だからこそ、こんなに急速に世界中に広まってしまいましたが、この騒動、行き過ぎた人間たちの地球上での行動に強制終了をかけるような何か大きな意味を持った出来事なのではないかと、ブルックリンの片隅でじっとこのブログを書きながら思ったりもしています。

早くこの状況が改善し、地球全体に平穏な暮らしが戻って来ますように。


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