アメリカ人は笑顔が大好きです。
そして、日本以上に笑顔でいることが重要で、究極的には「笑顔」が物事の良し悪しを左右しかねないほどにも重要ということを、アメリカ生活を通じて学んできました。
週末に閑静な高級住宅街グラマシーで、おしゃれなニューヨーカーを発見。雰囲気がニューヨーカーそのもの。こんな子に笑顔で頼まれたら、みんな対応してくれそうです!
日本人が真面目な顔でいる場面で、アメリカ人は笑顔を見せます。
例えば、仕事での会議。
初めて相手側と会ったときに、日本人は真剣な緊張した面持ちで、相手の様子を探りながら名詞交換をするのに対して、アメリカでは、笑顔で固い握手を交わします(名刺交換はありません。)
会議の後も、日本人は、「お忙しい中ありがとうございます。」と無表情で挨拶をするのに対して、アメリカ人は、"It was great meeting you."と言って、笑顔で場を去ります。(場合によっては握手もあり。)
また、公の場面で使う写真で、日本人は口を閉じて真面目な表情を作ります。それに対して、アメリカ人は白い歯を見せて芸能人並みの笑顔で写真に写ります。(アメリカ人がどれぐらいの笑顔を見せているか興味のある方は、アメリカ企業のホームページの経営者陣が載っているページ等でぜひ見てみて下さい。)
道端で知らない人と目が合った時にも軽く笑顔。
ドアマンとも朝夕顔を合わせたら笑顔で挨拶。
アメリカの美容業界で大成功をおさめている実業家の日本人女性も、ポジティブな表情で多くの大きな商談を成功に導いてきたそうです。
彼女は渡米当初に出演したアメリカのテレビ番組で、笑顔で話しているはずが、「口角があがっていない」と何度も収録の取り直しをさせられた経験があり、常に口角をあげていることの重要性を感じとったと話していました。
面白いことに、アメリカでは、ただ笑顔でいるだけで、相手が優しくなったり、おまけしてくれたり、得することがたくさんあります。
スマイルはただなので、アメリカ生活では、ぜひ笑顔を武器にしていきたいです。