ここNYのお店は、季節感がなくて不思議です。
日本のお店だったら、ハロウィンの次の日には、関連グッズはさーっと店頭から姿を消しますが、こちらでは、いまだに見事なデコレーションで楽しませてくれるお店もあります。
まだ余韻に浸っているのでしょうか。
こちらでのハロウィンの過ごし方は、2パターンあります。
前回の記事でも紹介した恒例のハロウィンパレードに参加するか、友達の家でのハロウィンパーティーに参加するかのどちらかです。
どちらに行くとしても、もちろん仮装は必須です。
それにしても、こちらの仮装グッズはどれもかなり本格的。
これさえ買えば、バニーガール、警察官、消防士、ゾンビ等になれる全身変装用キットも売っています。
あとは、マスク、不気味な手、カチューシャなどの小物も売っているので、それらを組み合わせて仮装する人もいます。
しかし、さすが個性的な人がたくさん集まるNY。
いざ街を歩いてみると、既製品をそのまま身につけている人はほとんどいず、みんな自分なりにアレンジしていて、頭の先から足の先まで変身している人が大多数でした。
混乱を避けるため、パレード開始地点(SOHO)以外のところには、進入禁止のゲートがありました。
オバマさんが進めている保険改革の推進を訴える人たちです。
「Medicare for ALL!」(国民全員に保険を!)と書かれたプラカードを掲げています。
今年、一番人気だった仮装は、マイケルジャクソン。
その年の話題の人になりきるのは、お決まりパターンのようで、学校では先生が、「マイケルジャクソンの仮装だけはしないように~。みんなと一緒になっちゃうよ!」と言っていました。
しかし、やはり今年の仮装人気No1はマイケルジャクソン。
パレードでも、100人以上の集団がスリラーのダンスを踊っていました。
そして、意外にも何組か見かけたのがスーパーマリオ。
これは予想しませんでした。ピーチ姫になりきった女の子を連れている人もいれば、ペアの男の子がルイージになっていたり。
でも、こうした衣装は街で売っているのは見かけなかったので、全部手作りなのでしょう。
その意気込みには、ただただ驚いてしまいます。
次回は、松井フィーバーに沸くNYの様子をお伝えしたいと思います。