面白いことに、私のブログにはほぼ毎日、「ニューヨーク 出会い」といった検索ワードで訪れてくれる方がいます。性別や居住地は分からないので、ニューヨークに引っ越してきたばかりで友人を探している人なのか、恋人を探している人なのか、その場合、日本人と知り合いたいのか、日本人以外の人と仲良くなりたいのか、実際のところは分かりません。
ニューヨークでの恋愛事情は、「ニューヨークで恋をする」のコーナーに過去記事がありますので、ぜひご覧下さい。
今日は、社会人になってから、学校以外で、ニューヨークで友達を作る方法を考えてみたいと思います。
<日本人の友人作り>
・駐在員であれば、同じ会社の駐在員と仲良くなり、そこからごはんやホームパーティー等に誘ってもらうのが一番手っ取り早いです。ただ、この方法では、駐在員の友人は多くできても、現地に根ざしている日本人との出会いはかなり限られてしまいます。
・大学や高校の同窓会に参加:ニューヨークには、積極的に活動している同窓会組織が多くあります。世代を超えた交友関係を築くことができます。こうした同窓会の情報は、日系スーパーに置いてある無料の新聞に載っています。
・日系のイベントに参加:無料の日系の新聞には、様々なイベント情報が載っています。日本から来た方の講演会、現地の人が開催しているイベントでは、勉強会、試食や試飲会、メイク講座、ヨガ、バザーなどなど、内容も多岐に渡ります。駐在員よりも、ニューヨークで現地就職している日本人が多く参加しています。(ニューヨーク生活での情報収集に、現地の無料新聞はおすすめです。私は、週間ニューヨーク生活とじゃぴおんを毎週読んでいます。)
・友人の紹介:ニューヨークには色々な日本人がいるので、ニューヨーク歴が短いと、ネットワークビジネスの勧誘にあったりと、おかしなことも起こりますが、友人の紹介であれば、安心です。
<日本人以外の友達作り>
アメリカでは、オンとオフははっきり分かれていて、会社の同僚と週末も集ったりするケースはかなり少ないので、友人は職場以外で作るのが一般的です。
・趣味のサークルに参加:meetupというサイトには、様々な趣味のサークルの活動が載っています。最初は、日本に興味がある人のサークルから参加して、英語に慣れてきたら違うものにも幅を広げたら良いと思います。
・ボランティア:ボランティアをする人は、人助けの意識が高いので、ネイティブでない人にも、寛大な心で接してくれるので、英語のハンディがあっても大丈夫です。
・日本関連のイベントに参加:やはり共通の話題があった方が仲良くなりやすいので、日本をテーマにしたイベントはおすすめです。例えば、コロンビア大学内のDonald Keene Centerや同じくコロンビア大学のビジネススクール内にあるCenter on Japanese economy and business、Japan Society、JET alumni associationのメーリングリストに参加して、興味あるイベントに行ってみるのが良さそうです。
・Language exchange:日本語を勉強している人とlanguage exchangeを通じて知り合い、日本語を教えたり、英語を教えてもらったりするのは、英語も学べるのでお得です。また、相手も日本に興味がある人なので、話がしやすいです。インターネットで検索してみて下さい。
少しでも、読者の皆さまの参考になれば嬉しいです。人種のるつぼのニューヨーク。日本人だけ見ても、アクティブで面白いことをしている人がたくさんいます。交友関係が広がると、日本にいるとき以上に世界が広がりますので、皆さまのニューヨーク生活が、良い友人に恵まれた実りあるものとなることを願っています。