今日は、先日のチップの話の続きとして、アメリカに旅行したり、アメリカで暮らしたりするときに欠かせないレストランでのお会計やチップのマナーについてご紹介したいと思います。
レシートのもらい方
アメリカのレストランは、完全にテーブルでの会計です。
そのため、レシートをサーバーの方に持ってきてもらわないといけません。
ニューヨーカーはドライだからなのか、食事中のサーブスは大しててきぱきしていないのに、いざ食べ終わるとレシートがあっという間にやってくることが多いです。
もしそうでない場合は、自分からお会計をお願いしなければいけません。
ここでの注意点は、自分のテーブルを担当してくれたウェイター・ウェイトレスさんを呼ぶこと。アメリカのレストランでは、どのテーブルを誰が担当するのかということがきちんと決まっている上、アメリカ人は他人の仕事は決して引き受けないので、自分のテーブルの担当者の顔を覚えておいて、お会計をお願いする必要があります。
また、店員さんがなかなか見つからないときに気をつけなければいけないのが、日本と違って、店員さんを手を挙げて呼んではいけないということ。
日本では全然悪いことではないと思いますが、アメリカではこれは店員さんに失礼にあたる行為と考えられています。どんなに対応の悪いレストランだったとしても、手を挙げて店員さんを呼ぶのではなく、頑張ってアイコンタクトをして、店員さんに気づいてもらうように心がけたほうが良いと思います(これは、一般的なアメリカ人経営のお店の話です。たとえば、チャイナタウンの中華料理屋さんのようなところでは、手を挙げないと店員さんに気づいてもらえないので、そういったケースでは手を挙げても構いません。)。
(続)