NY在住歴の長い人たちの間では、年々暖かくなっているというNYの冬ですが、先週半ば、今日と2週連続で雪景色です。
そんな冬のNYをホットにするイベントが目白押しの週末でした。
バンクーバー冬季オリンピックが開幕
スポーツ観戦好きの私にとっては、待ちにまったオリンピック。
でも、アメリカで迎えるオリンピックは日本とはちょっと様子が違います。アメリカ選手偏重の放送、スポーツ実況中継特有の英語の表現に戸惑いよく内容がつかめない番組、日本のような特番がなく試合スケジュールが分からないので行き当たりばったりでの観戦。
私がスポーツ観戦が好きなのは、スポーツには必ずドラマがあるから。試合の行われる特定の時間に合わせて何年も努力を積み重ねてきたアスリートたちそれぞれのストーリーを知ってこそ、その試合が楽しめるので、試合前の解説も私にとっては重要パートなのですが、こちらでは当然ながら、日本人選手のバックグラウンドや最近の調子等は一切解説がないのでただ試合を見る、という形になってしまいます。
今日は親友の送別会をわが家で開催したのですが、偶然男子フィギュアシングルと重なり、韓国人、フランス人、ギリシア人、プエルトリコ人、そして私で白熱のテレビ観戦となりました。
プルシェンコ選手の再起の舞、高橋選手の復活となる華麗なるジャンプ等々で大盛り上がりでしたが、観戦にもお国柄が出るのが私にとってはそれもまた刺激的でした(こんなところに注目するの?という面白いお国柄の詳細は、次回アップします)。
バレンタインデー
NYでのバレンタインデーの位置づけは、日本とは若干異なっていました。
「義理」という英単語がないことからも分かるように、こちらにはそういった概念もないので、日本のようにデパ地下のような広い会場に、チョコレート会社が軒を連ねる、という光景はどこにも見当たりませんでした。つまり本命のみなのです。
私はその日は地下鉄に乗る機会が多く、色々な路線を渡り歩いていたのですが、バラの花束(といっても大きなものではなく、5,6本程度)を持っている人との遭遇率が高かったです。
海外では、男性から女性へプレゼントする、と聞いたことがありますが、花束を持っているのは男女半々でした。きっと出身国によってもまた違うのでしょう。あと、ユダヤ人で、色とりどりの小さなハートマークを編みこんだ毛糸の帽子(宗教上頭にのせているもの)をかぶっている人がいて愛らしかったです。
Chinese New Year
14日は、旧正月でもありました。
NYでのアジア人人口の大半を占める中国人と韓国人にとっては、1月1日よりもこちらが正式なお正月なので、各地でイベントが行われていました。マンハッタンにあるチャイナタウン、そしてマンハッタンから45分ほど東へいったフラッシングというところにあるチャイナタウンでは、恒例のパレードが開かれたようです。
以前記事にもしました(こちら からどうぞ)が、欧米人にとっては1月1日よりもクリスマスのほうが一大行事。そうすると、1月1日を盛大にお祝いする民族って世界中で実は日本人だけなのでは、と最近思っています。
ファッションウィーク開幕
NYでは、毎年9月と2月に行われるファッションウィーク。
世界中の名だたるブランドが一同にNYに会し、新作のショーを行います。
さすが最先端のファッションの発信地でもあるNY。連日その模様がテレビでも放映されています。
一体何食べているの?と思うような細さ、そして半径数メートル以内の人々を一瞬にしてひきつける独特のオーラをはなっているモデルさんたち。