今年もまたこの季節がやってきました
それは、アメリカの年間個人消費の約4割が使われるという、ThanksgivingとChristmas。
Thanksgivingがいかに重要な行事であるか、ということは、まだ来て数ヶ月の去年はまったく気づきませんでした。
しかし、この日はクリスマスと並んで年に2回、アメリカで家族や親戚が一同に会する日であることから、この国での重要度は驚くほどに高いです。
Thanksgivingは、11月の第4木曜日と定められていて、その次の日は年間で最大のセールが行われるBlack Friday。会社や学校は4連休となります
商売熱心で、お正月のような休日ですらなるべく営業しようとするお店が多い日本と異なり、オンとオフの切り替えがはっきりしているアメリカ人は、1週間ぐらい前から、そわそわとし始め、なんと多くの会社はその前日の水曜日も15時で終わり
水曜日、街は、お休みを前に心躍る一方で、買い物に追われてせわしなく過ごす、日本の年末のような一種独特の雰囲気を醸し出していました
Thanksgivingは、収穫に感謝することに端を発することから、この日はひたすら食べまくる日と位置づけられています。
通常のアメリカ人家庭であれば、ターキー(ラズベリーソースがけ)、パンプキンパイは食卓に並ぶことは間違いありません。とにかく食べまくればいいから、日本人だったら、お寿司を食べ続けたら?とアメリカ人に提案されました
「食べて食べて食べ続ける」ということがポイントのようで、食べるものは何でもいいようです
Thanksgiving当日、家の中で過ごすアメリカ人は街に出ず、アメリカ系の会社、商店、レストランはすべて休み
営業しているのは、アメリカの休日に関係なく、商売熱心なアジア人経営のお店だけです。
NYのアジア人といえば主流は、中国人、韓国人、インド人でしょう。
ひょんなことから、Thanksgivingの日に、チャイナタウン、コリアンタウン、リトルインディア全てに行ったのですが、チャイナタウン、リトルインディアのお店はほぼオープン。コリアンタウンは半分ほどの営業でした。
こんなことからも、現在のアジア主要国の勢いが見えて面白いです。
そして、その翌日のBlack Friday。街にはあふれんばかりの人たちが繰り出してきました