本気で英語上達

最短☆英語学習法

英語がネイティブのように話せるようになったら、というのは英語を勉強している人が必ず持つ夢だと思います。

しかし、教科書英語に強く、英語に重きを置いた大学受験を乗り越えてきている日本人は、難しい記事を読むのは得意なのに、いざネイティブの人と話そうとすると言葉が出てこない、なんていうことはよくあると思います。

私は渡米後、学校で先生が言っていることはほとんど分かるし、簡単なニュース番組もなんとか聞き取れるようになったのに、ネイティブの人同士の会話がいまいち分からないという状態が続きました(ずいぶんましになりましたが今でもそうです。。)。

それはなぜでしょうか。
日本語と同様に、英語にもカジュアルな会話で使われる単語や言い回しは数多く存在していて、日本ではそうした表現を習ってこなかったからです。

そうしたカジュアル表現は、英語ではcolloquialと言いますが、カジュアル英語を学ぶのに最適な場は、パーティーです。パーティーといっても、日本でいう結婚パーティーみたいな大それたものではなく、友人の家でのホームパーティーや、NYのような大都市では、meet upというHPを代表格として(こちらからどうぞ)、趣味に応じた多くのグループがあるので、そうしたグループの集まりです。

英語に少し慣れてきた頃、パーティー好きの友達に引っ張られるようにして、アジア人のネットワーキングパーティーに行き始めました
アジア人のパーティーといっても、昨今の中国や韓国の勢いを象徴するかのように、日本人は皆無で、ほとんどがアメリカで生まれ育った中国人や韓国人たちでした。

それは、英語を勉強中の私にとっては最高の環境。
最初は相手が何を話しているかよく分からなくても、パーティーであれば1対1ということはなく、多くの場合、少人数のグループで話しているので、自分が話さなくてもその場は成り立ちます。
何度かそうしたパーティーに言っているうちに、ヒアリング力が少しずつついてきました。

少し慣れて来た頃から、パーティーで、まずは話してみるということもやってみました。
初対面で会う人たちなので、まずは自分の自己紹介とかを話せば会話は成り立つので、スピーキングの勉強にもなりました。

それからしばらくして、ネイティブの友人のホームパーティーにも気後れすることなく行けるようになりました。

逆説的ですが、アメリカで暮らしていても、英語が上達しない人はたくさんいます。
それは、住んでいる場所がアメリカであったとしても、日本人に囲まれて仕事をし、家では日本語を話し、週末も日本人の友人と遊ぶといった生活をすることも可能だからです。そして、現にそうした生活をしている人はたくさんいます。

でも、せっかくアメリカにいるのに、楽だからという理由でそうした暮らしをしてしまっては、アメリカ生活の半分も楽しまずに終わってしまうと思います。
なぜなら、海外暮らしの楽しみは、今まで知らなかった新しい価値観や考え方に触れたり、海外の生活様式を知ることにあると私は思っているので、アメリカ人の中に飛び込んでいかなければ、そうしたことを知ることはできないからです。

友達がある程度できてからは、知らない人だらけのパーティーには全く行かなくなりましたが、渡米間もないあの時に、重い腰を上げて行っていたパーティーでの経験は、私の英語上達に意義深いものであったと、今振り返って感じています。

グランドセントラル駅のホールを貸し切って行われていたパーティー。警備員もいて物々しい雰囲気ですが、有名人も来ていたのでしょうか。アメリカはクリスマスに向けてホリデーシーズンが到来です

 


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