すっかり更新が滞ってしまいました。
ブログ開設からもうすぐ半年。細々と始めたこのページですが、更新していない日でも毎日多くの方々が訪れてくださり、そして多い日には開設当初の10倍以上ものアクセスがあり、自分でも驚いています。
いつもご訪問ありがとうございます。
最近、私を取り囲むあらゆる方面で様々な新しい風が吹き始め、中にはものすごい追い風も。
私のお気に入りの小道。ワシントンアーチの1本北を走る小さな石畳の道は、19世紀末から20世紀前半の面影を残していて、都会の喧騒とは別世界。
アメリカという国を語るときに出てくる言葉に「American Dream」がありますが、最近この言葉について考えることが多いです。
中学校に入り、学校で英語の勉強を開始し、この言葉を初めて聞いたときには、それは「(アメリカ特有の)高額な宝くじに当たって夢のような暮らしをすること」とと思い、自分とは全く無縁の世界だと思っていました。
しかし、NYへ来て思うのは、誰にでもある「American Dream」、そして誰にでもかなえることができる「American Dream」が存在するということ。
人種のるつぼや移民の街と表現されることが多いNYには、本当に世界中から様々な人種、宗教、文化をもった人々が集まってきています。
それは、ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちの人を見つけるのは困難なほど。街では英語と同じぐらいスペイン語が飛び交い、あちこちに移民街が形成されています。
そんな人々に共通しているのは、みんなこの街でしたいことがあって、ここにやってきたということ。
そのため、ここNYには、そんな人たちを応援してくれる不思議なエネルギーを感じます。
そんな息吹はアメリカ全体にも言えると思います。
何より、黒人初の大統領となったオバマ大統領がそのことを証明しています。
一生懸命何かに取り組んでいると、それがたとえふつうのルートでなかったとしても理論的に可能なことであるならば、不思議とどこからかアドバイスをくれたり、助けてくれる人が現れ、そして良いニュースを運んできてくれ、また何かやりたいことを伝えると、親身になって協力してくれる人がいます。
みんなの夢をかなえる体制がととのっている、つまり、みんながそれぞれの「American Dream」を達成できる土壌があるのが、このアメリカという国なのではないかと思います。
次回は、最近かなった私の小さな小さな念願の夢についてつづりたいと思います。