NYで秋を楽しむ

極寒のサンクスギビングとホリデーシーズンの幕開け

アメリカにお住まいの皆様、Happy Thanksgiving!!!
暖かくして、良い週末をお過ごしください。

アメリカでは、11月の第4木曜日はサンクスギビング。渡米当初は何の日か分からなかったのですが、なぜか語学学校もお休みで、その間に宿題でもやらなきゃ、と思っていた。でも、最近になってようやく、この休日がアメリカ人にとって特別な意味合いを持つことが分かってきました。例えるならば、日本のお正月のような日なのです。

サンクスギビングは、家族、さらには親戚まで含めて皆で集まって、とにかく食べまくります。もともと身体も大きくてよく食べるアメリカ人が食べまくるので、それはすごい量のご馳走を準備しなければいけません。
サンクスギビングの定番メニューは、七面鳥の丸焼きにクランベリーソース(またはグレービーソース)添え、マッシュポテトやカボチャのパイ。(表紙の典型的なサンクスギビングのご馳走の写真は、アメリカの有名な料理家マーサスチュワートのサイトからお借りしました。)

サンクスギビング当日やその数日前に皆が実家へと帰るので、飛行機の値段は一気に跳ね上がり、空港も大混雑。

帰宅ラッシュと帰省ラッシュでごった返すグランドセントラル駅。

アメリカ人は、日本人と比べて圧倒的に料理をしないし、料理が苦手な人が多いイメージですが、この日ばかりはこぞって家庭料理を作ります。NYに住む私の日本人の友人は旦那さんがカリフォルニア出身のアメリカ人。旦那さんは、ターキーの買出しから担当なので、友人より数日早くカルフォルニアへ飛んだそうです。

サンクスギビングの詳細ないわれは分かりませんが、この日は、健康で楽しく暮らせていることなどなど、色々なことに感謝する日です。
アメリカ人はこの日は絶対に働かないといけない人(警察や消防、地下鉄、ドアマンなど)以外は誰も仕事をしないので、街中のレストランもほとんど閉まっていて、空いているのは、商売熱心な韓国系や中国系レストランか仕事熱心な日系のレストランぐらいでしょう。

サンクスギビングは、アメリカのホリデーシーズンの始まりも意味します。毎年のこの時期には、デパートがこぞっておしゃれなショーウィンドウで観客を楽しませてくれます。こちらは、日本観光客にも人気のデパート、ブルーミングデールス。今年はカラオケができる面白い仕掛けに。

前回の記事には、たくさんのコメントをありがとうございました。
こうして、多くの方々に応援していただいていることに感謝しながら、私は今日この日を過ごしたいと思います。

まだ11月なのに、記録的な寒さのサンクスギビングと言われている今日の気温はなんとマイナスの2度。防寒対策をして、夜はエネルギー溢れ、いつもインスピレーションをくれる仲の良い友人とごはんに行ってきます。

華氏表示なので、32度を下回ると氷点下です。


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