なぜなら、高度情報化社会の現在、インターネットは発達し、そして日本の新聞やテレビはNYでも見ることができるし、日本人もたくさんいるため、日本語だけの環境で暮らすことも可能だからです
つまり、重要なことは、「どこにいるのか」ではなく、「どれだけ強い意志でいるか」に尽きると強く思います。また、英語はスポーツやお稽古事と一緒ただ、スポーツのうまい人や習い事の先生と一緒にいれば、自分にもその力が身につくわけではないのです。
こんなことを言ったら、留学すれば英語が上手くなる、と思っている人を幻滅させてしまうかもしれませんが、でも逆に英語圏以外の場所にいても英語はマスターできる、と思えばやる気もわいてくるのではないでしょうか
絶対にうまくなりたい、と強く思い、そのために効果的な練習方法を確立し、それを日々実践することが大切なのです
スポーツと同じで、その習得過程には様々な段階があります
私の大好きなサッカーで考えると、
・ちょっとボールが蹴れる
・学校のクラスで一番上手い
・学年で1番上手い
・学校で1番上手い
・地区大会進出
・県大会で活躍
・全国大会出場
・日本代表に選出
・海外チームからオファー
とただサッカーができるといってもそのレベルは様々で、自分の目標をどこに置くかによって、その練習方法、練習に費やす時間も大きく異なってきます
これを英語で考えると、
①ネイティブの人とちょっとした挨拶ができる
②語学学校のハイレベルクラスでやっていける
③日常生活に困らない
④ネイティブの友達(ただし日本に興味がある人)とごはんに行ける
⑤ニュース番組が理解できる
⑥ドラマや映画を楽しめる
⑦ネイティブの友達(日本文化に興味なし)と遊びに行ける
⑧仕事でお客さんと交渉
⑨「英語上手いですね。」と言われなくなる
といった感じになるのではないかと思います。
なお、①から⑨はただ列挙したわけではなく、私が考える英語難易度順となっていて、究極のゴールは、「英語上手いですね。」と言われなくなることです。これは、確かに最大のほめ言葉でもあるのですが、私が日本人に「日本語上手いですね。」と言われることは絶対にないことと一緒で、ネイティブとは違う何かを相手が感じているから、こう言われるのではないかと思います(特に移民の街NYだったら、見た目がアジア人でもNY生まれの人もいるわけだし!)。
ただ、ほぼ達成が難しい目標だと分かっているので、当面の目標は⑦にしています。⑦ができるようになったら、もっと世界が広がってNew Yorkerらしい生活になるのでは??と思ったりするのですが、一体いつになるでしょうか。
次回は、私が考える究極の英語勉強法を書いてみたいと思います。