色々な方がインターネット上で勧めていたフランクリン・プランナーの手帳。残念ながら私には合わず、あまり有効活用せずに終わってしまったのですが、手帳の最初のページに書いた今年の頭に立てた目標を振り返ってみました。中長期的目標だったので、具体的に叶ったと言えるわけではありませんが、今年1年を通じて、やはり私が進みたいのはそういった方向だと今再認識しています。それは不思議とMelissaも最初のセッションで私が自分の名前しか彼女に告げていない時から予言していて、いつも応援してくれています。
もしかしたら、今や海外で最も有名な日本人女性ではないかというほど大活躍のこんまりさん。彼女は、毎年1年の終わりに旦那さんと一緒に、大きな紙に、この1年に起こった出来事を書き出し、うまく行ったこと、ときめいたこと、学んだことを記しているそうです。私も大晦日の今日、それに倣って今年1年を振り返ってみました。
昨日のブログ(こちら)でも触れましたが、今年のキーワードは、「価値観のシフトが起こるような数々の出会い」だったと思います。日本では、「石の上にも3年」や「忍耐」といったことが美徳とされ、たとえ自分に合っていないことでも「頑張る」ことが求められることがあり、そんな思考は、特にNYのようにスピードの早い街で移民として生きていく私にとって絶対条件だと思っていました。しかし、Melissaのアドバイスや、今年に入ってからブログを通じて知り合ったパリ在住のミカリュスさん(彼女のパリ生活や人生観については、彼女のブログからどうぞ)、そして、NYで親しい交流が始まった友人たちの生き方を見て、もっと自分が好きなことに集中しても良いのではないか、さらには、そういったことに精力を注ぐことが、私が一番幸せな生き方なのだと思うようになりました。
アメリカ史上主義の新大統領のもとで、移民としてアメリカで生きることはどんどん厳しい状況になっていますが、英語もネイティブでない移民がアメリカ社会でアメリカ人に混じって生きていくことはいつの時代も簡単なことではなく、この8年間、マラソンに例えると、常に上り坂、時には次の給水所も見えない道の中をひたすら走り続けてきました。9年目の今年は、少しは平坦な道が見えてきたので、スローダウンして、周りの景色をもっと楽しんでいけたらと思います。そして、私が楽しいと思えることにもっと時間を使えるような生き方に少しずつシフトしていきたいです。そんな先にどのような景色が待っているのか、一年後の今どんな記事を書いているのか、楽しみです。
今年は、8年間続けてきたアメブロを卒業し、こちらのブログに引っ越しをするという大きな出来事もありました。そのおかげで、ブログの解析情報がより正確になり、日本やアメリカだけでなく、ヨーロッパやアジア等世界中の方々が私のブログを見てくださっていることを日々実感できるようになりました。私のブログはNYの情報を発信していますが、世界の様々な国からやって来た人々が暮らすNYで学んだ生き方や考え方は、世界の他の都市で暮らす方々にも、何かヒントになるのではないかと思っていますので、そんな方々とブログを通じてつながることができるのは、とてもうれしいです。
2018年が皆様にとって笑顔あふれる1年になりますように。
マイナス10度のNYから愛を込めて☆
2017年12月31日 white cat