私がNYへ渡るまで7

この記事は、私がNYへ渡るまでの想いや転機となった出来事について書いています。
連載記事ですので、過去6話がまだの方は、こちらからどうぞ。
ご挨拶&私がNYへ渡るまで
私がNYへ渡るまで2
私がNYへ渡るまで3
私がNYへ渡るまで4
私がNYへ渡るまで5
私がNYへ渡るまで6

 

アメリカ大使館での面接は、2つのパートに分かれます。
指紋採取と大使館職員との面接。

重要なのは、もちろん大使館職員との面接ですが、毎日たくさんの人たちが訪れるので、職員面接の窓口はいくつか用意されていて、名前が呼ばれたら、指定された窓口へと面接へ行く仕組みになっています。

恐そうなおじさんから、若くて親切お姉さんまで、色々な職員の方がいるので、どの職員に当たるかは、ほぼ運命です。
運悪く厳しい職員に当たり、面接で落とされてしまった私。
本来であれば、そこで全てが終わりです。

その後NYで出会ったどの友人に話しても驚かれるのは、私にはまだチャンスが残されていたのです。その職員に、「ビザはあげられない。この窓口に長い列ができてしまっていて後ろで待っている人たちがいるから、列の最後尾に並び直しなさい。」とだけ言われました。

頭の中はNYでいっぱいになっていた私は、列に並び直しながら、この職員をどうやって説得するかを考えていました。
そして、2度目の面接。ここでも、職員の態度が変わることはありませんでした。
でも、後から考えれば不思議なことに、また、最初の面接と同じ展開になったのです。
列の最後尾に並ぶように指示されました。

そして迎えた3度目の面接。
ここでも押し問答が続きましたが、最後は英語で話していても埒が明かないと思い、日本語でわーっと畳み掛けるように話したら、ついに向こうが折れて、めでたく学生ビザが発行されました。

そして、2009年8月11日の渡米へと繋がったのです。

私は、NYにいる時が、どこにいる時よりも元気でエネルギーに満ち溢れていて、最近、そのことを以前にも増して感じるようになっています。
スピリチュアルな世界とつながることができ、あまりに正確な天性のリーディング能力でNYで最近人気のアメリカ人女性にも、あなたはNYにいる運命にある、と断言されたのも納得です。

間もなく迎える渡米8周年を前に、大好きなこの地で毎日楽しく暮らせていることを感謝する毎日です。

(続く)

*表紙の写真は、路上で無料で詩を作ってくれるお兄さんと詩を求めて列を成す人たち。それぞれの人に違った詩を作ってくれるようで、ぱちぱちとタイプライターを打っています。私にはどんな詩を作ってくれるのでしょうか。今度ぜひ試してみたいと思います。