日本との時差が14時間の地NYにいる私がそのニュースを知ったのは、 朝起きて携帯電話に中国人の友達からお見舞いのメッセージが入っていたことからでした。
その後、友達から携帯メール、Eメール、フェイスブックを通じてメッセージをもらい、いま日本で起こっていることはアメリカのあらゆるメディアでも大きく報道されています。
遠いところにいて、できることは限られていても、自分が何かできないか真剣に考え、そして行動に移している人がたくさんいます。
私が愛読している週間NY生活の編集長は、NYで情報不足で困っている日本人のためにとその日のうちに号外の発行に踏み切りました。
アメリカの大手ケーブルテレビ会社、タイムワーナーケーブルは、即座に、普段は有料の日本語放送を解禁していました。
日本への通話を無料にする電話会社も出てきました。
レディガガは、1つ5ドルでチャリティバンドの販売を始めました。
http://ladygaga.shop.bravadousa.com/Product.aspx?cp=14781_42444&pc=BGAMLG88
NYでも、チャリティコンサートや募金活動が、あちこちで企画されています。
そして、アメリカ政府は家族が被災してしまったために、アメリカで勉学が続けられなくなってしまうかもしれない状況の人たちを助けるために、異例の措置を発表しました。
それは、アメリカにおいて、学生が絶対に破ってはいけないと強く言われている「アルバイト」の解禁。アメリカで学生は(学内を除いて)就労は堅く禁じられていて、これがばれると即国外退去となるぐらいに厳しいこのルール。
アメリカ政府は、そのルールを一定の条件のもとで、緩和すること決定しました。
みんながそれぞれ、自分ができることで、日本に手をさしのべようとしています。
被災者の方々にお見舞い申し上げると同時に、一刻も早い復興をお祈りします。