私がNYへ来てからずっと変わらず思い続けているNY生活で重要なこと
訴訟ひとつとってもそうですが、お金があればいくら不利な状況でも勝ってしまうぐらいに、何でもお金が解決してしまうちょっと異常なこのNYの街で、お金があっても手に入らないもの
先日書いた記事NYで持つべきもの にひとつ書き忘れていたことを思い出しました
それはJapanese Americanの友達
日米で有名なJapanese Americanといえば、1992年のアルベールビル冬季オリンピックの女子フィギュアスケートで、伊藤みどりさんをおさせて優勝したクリスティーナ山口さんではないかと思いますが、彼女以外にぱっと思い浮かぶJapanese Americanはなかなかいないのではないでしょうか
アメリカへ渡って永住する日本人は多くないことから、NYでもJapanese Americanに出会うのはなかなか難しいですJapanese Americanとは、日本人の両親のもとでアメリカで生まれ育った人たちです
私がNYで最初に出会ったJapanese Americanといえば、以前このブログにも登場したこの方 記事中ではなぜか触れていませんでしたが、この方はなんとJapanese Americanですふとしたところに日本的な面影がありながら、見た目も中身も半分以上アメリカ人。アメリカ生まれなので英語はもちろんネイティブ日本語も会話に困らないぐらいにふつうにしゃべることができます
そんなJapanese Americanは、もちろんアメリカで生まれ育っているので行動パターンや価値観はアメリカ的ですが、日本的考え方も分かってくれるので、なんとなく話しやすいです
そして何より、日米両方の文化や考え方を理解しているので、日米での価値観や行動様式の違いについて両国を比較して教えてくれる存在でもあります
不思議なもので、NY生活で起こる数々の出来事やアメリカ流価値観についての捉え方は、NYに住む日本人の間でも様々だと思います。私が文化の違いで面白いなぁと思うことに腹を立てている人がいたり、全く違う方向から物事を捉えている人がいたり
また、たとえNYでも日本人のことはふつうのアメリカ人にはほとんど知られていないので(なんと先日から登場している超美女アメリカ人(こちら からどうぞ)が人生初めてしゃべった日本人は私だそうです)、アメリカ人にとって日本人は未知の人種でしょう。
そう考えると、日米両国の事情が分かるJapanese Americanは、日々の生活の中でのちょっとした疑問等を聞くのに欠かせない存在です