NYで夏を楽しむ

錦織くんを目撃!!!

連日熱戦が繰り広げられているUSオープンの本拠地NY

錦織選手もすばらしい活躍も相まって、NYの日本人の間でも、大きな盛り上がりを見せています。

そして、最も遅い試合終了時刻の歴代記録に並んだ2日後に、また長時間に及ぶ試合で全豪オープンの覇者を破った、錦織選手の強靭な体力と集中力、精神力は、アメリカのメディアも大絶賛しています。(なお、NYタイムズ紙によると、過去に錦織選手と同じ深夜2時26分まで試合をして勝利したダブルスの選手は、次の試合で敗れているそうです。)

マンハッタンには、ある日本の建設会社が経営するホテルがあるのですが、マンハッタン唯一の日系ホテルで、丁寧な日本語でのおもてなしが受けられることから、価格は若干高いですが、日本から出張でくるビジネスマンにも大人気。そして、芸能人やスポーツ選手もよく滞在しているそうです。

土曜日の試合に向けて、今日と明日がオフの錦織選手。
本当にそのホテルに錦織選手が泊まっているか確信はなかったのですが、そのホテルは私の帰宅途中にあって気軽に行けるので、会えたらいいな~、なんて軽い気持ちで、行ってみることにしました。
用もなくロビーをうろうろするのも変なので、ロビー横にあるお土産物やさんに行くふりをしてホテルの中に入っていくと、なんと、ロビー真正面のソファーの前に錦織選手が立っていました!他のアメリカのホテルと違って小さなロビーなので、あまりにも突然、5メートルぐらい先に錦織選手がいたので、ビックリして立ちすくんでしまいました。

ホテルの支配人の方と直接今夜の夜ご飯の話をした後、関係者らしき人たちが座っているソファーの端に静かに腰を下ろしていました。

こちらがそのホテル。1階のジャズバーは、落ち着いた雰囲気でオススメです

錦織選手はちょうどこちらを向いて立っていたので、はっきり表情も見ることができたのですが、体中からみなぎるエネルギーがこちらにも伝わってくるぐらいに強いオーラを放っていて、1戦1戦を確実にものにして自信をつけ、勢いに乗っていることが、その空気感からも感じとれました。

そんなすてきな錦織選手をぜひカメラに収めたかったのですが、許可無く一方的に写真を撮るのも失礼だし、かと言って関係者の輪の中に入っていって2ショット写真を頼むのも変だし、プライベートな時間だから遠くから見守っているだけのほうがいいのでは、なんてことをとっさのうちに思って、写真を撮れなかったのは残念ですが、「土曜日の試合も頑張ってください!」を心のなかで唱えて、そのホテルを後にしました。

世界ランク1位のジョコビッチ選手との準決勝も、気合を入れて応援したいと思います。

ところで、欧米の人に比べて感情表現が静かなアジア人。試合後に笑顔で小さくガッツポーズしている錦織選手のリアクションは、アメリカのメディアには不思議に映るようで、テレビでも新聞でも、大きくガッツポーズして派手に喜ばないのはきっと長丁場の試合で疲れているからだ、と分析していたのは、お国柄の違いで面白いです。

47丁目のレキシントン街の角の小さなイベントスペースでは、期間限定でテニスのコレクションの展示販売をしています。歴代有名選手の写真やサインがずらりと並んでいました

永遠のライバルと題がついたこの作品は、ジョン•マッケンローやアガシ、フェデラーらの写真とサイン付き

テニスラケットをイメージしたアクセサリーもたくさんありました


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