すっかり更新が遅れているうちに、Labor dayの週末も終わり、アメリカでは明日から秋です。
不思議とNYでは、毎年9月あたまのLabor dayを堺に急に涼しくなり、一気に秋へと加速していくのですが、この時期、夏の終わりを飾る恒例行事といえば、全米オープンテニスです。
去年は、錦織くんの大躍進のおかげで、いつにないほど盛り上がったUS OPEN(昨年の記事、アメリカでも大きく報道されている錦織くんの快進撃、錦織くんを目撃!!!)でしたが、今年は、日本人選手が早々に全滅してしまったため、昨年のような盛り上がりはありません。
しかし、世界レベルの選手たちの熱戦が間近で見られるこのイベントのファンは多く、私の夏の恒例行事ともなっています。
全米オープンテニスの楽しみ方は様々。メイン、サブの2つの大きなスタジアムに加えて、中規模、小規模のコートがたくさんあり、チケットの種類によって値段や入れるコートが違います。また、決勝戦に近づくにつれて、当然ながら、チケット代は値上がっていきます。
試合はトーナメント形式で、平日休日を問わず毎日行われるので、お目当ての選手を間近で見るために、会社を休んで予選から見に行く人もいれば、ちょっと値がはるのは覚悟でメインコートで有名選手の試合を見る人も(メインコートでは、基本的に超有名選手かアメリカ人選手の試合が組まれています。)。
昨年は、小~中コートのみのチケットで、日本人高校生の試合を間近で見るという幸運に恵まれたのですが、今年は、ちょっと奮発して、メインコートでの試合を観戦しました。
私が今回見たのは、シード3位のマレーvsシード30位のベルッチの男子4回戦。
ベルッチは、4大大会初の初戦突破を果たした西岡選手を二回戦で破ったブラジル人。数字上はマレー優勢のように見えますが、出だしが良かったのはベルッチのほう。あのマレーを翻弄させる鋭いショットを繰り出していました。
今年の注目は、今年の4大大会のうち3つで優勝を果たし、グランドスラムに大手がかかっているセリーナ・ウィリアムス。
波乱が相次いでいる大会ですが、その他ジョコビッチの活躍も目が離せません。
この8月は、ブログ開設以来の恒例行事としていた、渡米記念日のブログ執筆を失念してしまうほどの慌ただしさでした。
7年目のNY生活も、このブログ、そして最近始まった新しいブログとともに、実りあるものにしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。