突然質問ですが、皆さん、公園へどのぐらいの頻度で行かれますか?
今日、ブライアントパークでランチを食べながら、ニューヨークの公園は独特だなぁとつくづくと思いました。
日本で働いていた頃、日常的に公園へ行くことはありませんでした。行ったとしても、1年に数えるほどでしょうか。
公園というと、滑り台やブランコ、砂場があるような子供の遊び場を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、ここニューヨークには、大人向けの公園が街中にいくつもあります。
ニューヨークで一番有名な公園は、セントラルパークかもしれませんが、ニューヨークの公園はそれだけではありません。
ブライアントパーク、マディソンスクエアパーク、ユニオンスクエア、ワシントンスクエアパークなどなど。
そして、それぞれの公園に特徴があるのも、ニューヨークらしいと言えるかもしれません。
ブライアントパーク:都会のオアシス。例えると、大手町のビル街のど真ん中にあるようなイメージです。夏は映画やダンス、ヨガのイベント、冬にはスケートリンクやホリデーマーケットで賑わいます。また、夏の時期は、ここでランチを食べに、お昼時になると椅子が見つからないほどに連日人で溢れています。
ランチ時のブライアントパーク。一人でランチする人から、グループでする人まで様々です。
ある日の夕方6時からは、無料のヨガクラスが。みんなが同じポーズをしていて異様な光景。また、ヨガはせずに、芝生で寛ぐ人たちも。
なぜかコロンビアのダンスを踊っている人たち。自国を懐かしんでいるのでしょうか。洋服の色や雰囲気まで南米そのものです。
マディソンスクエアパーク:日本でも大人気のシェイクシャックの1号店が、公園の治安改善に一役買ったと言われている、こちらもマンハッタンの中心に位置する公園です。ドッグランがあったりして、大きな犬もよく見かけます。
ユニオンスクエア:地下鉄の路線が複数通る便利な駅の真横に位置する広場。週に数度、近隣農家がやって来てファーマーズマーケットが開催される他、見知らぬ人とチェスの対戦ができる場所としても有名。(公園の南側には、チェスの対戦相手を待っている人が常時何人もいます)
よく集会めいたものが開催されるのは、ユニオンスクエアパーク。写真は、今年のゲイパレードの日のものです。
ワシントンスクエアパーク:マンハッタンの有名私立校NYU(ニューヨーク大学)のお膝元。大きなアーチと噴水が特徴的で、週末になると何らかの芸をする人たちがどこからともなくやって来ます。手品師を昔見かけたことも。水遊びをする子供や犬と戯れる人が多い公園。
ざっとそれぞれの公園の特徴を書いてみましたが、公園のつくりや場所によって集まってくる人も全然違うのはニューヨークらしいです。
ニューヨーク観光の際にはぜひ公園のベンチに腰掛けて、しばしニューヨーカーを観察してみませんか。日本では絶対見ないような個性的な人たちばかりのニューヨーク。どれだけ見ていても飽きないかもしれません。