パンデミックを経て、夏に3年半ぶりに日本に一時帰国した際に驚いたことのひとつが、LINEの普及のめざましさです。店頭にLINEのQRコードがないお店はほぼないと言っても過言ではないのではないでしょうか。
そして、楽天ポイントやアマゾンポイントなど、ポイントが好きな人が多い社会であるのも、日本の大きな特徴ではないかと思います。お会計の時に店員さんが親切に「ポイントカードをお持ちですか」と聞いてくれるのは、日本ならではです。
アメリカ人はここまでポイントに執着しません。アマゾンはアメリカ発祥の会社ですが、日本では、誰でも購入時にポイントが貯まるのに対して、アメリカではアマゾンのクレジットカードを使用しない限りポイントは貯まりません。もともとポイントカードを導入しているお店は多くありませんでしたが、パンデミックの影響もあり、導入しているお店でも、ポイントの還元率を下げたりしています。
そんな状況と、その都度ポイントのことを考えるのが面倒という私の性格が相まって、ポイントを意識的に貯めようとすることはありません。それでも、便利で気に入っているポイントシステムがあります。昨日のブラックフライデーを経て、アメリカは大型セールのシーズンに突入しましたので、この機会に私のお気に入りのポイントシステムをご紹介したいと思います。
Rakuten
そう、これはまさに日本の楽天のアメリカ子会社です。
ずいぶん前にアメリカのあるポイント会社を買収したようで、当時はその名称を名乗っていましたが、現在では改名して、Rakutenとなっています。
このポイントシステムのすごいところは、アメリカの様々な小売店と提携していて、そうした小売店の店舗やオンラインサイトで買い物をするだけで、ポイントが貯まるという点です。
さらに、手続きが極めて簡単。
Rakutenのサイトでクレジットカードを登録しておくと、Rakutenと連携している小売店の店舗で、登録したクレジットカードで買い物をするだけでポイントが自動で貯まります。
また、オンラインショッピングの場合は、その会社のオンラインページへ行く際にRakutenのページを経由していくだけで、ポイントが貯まるのです。どの小売店が提携しているかを記憶するのは不可能ですので、私はプラグイン機能を利用していて、提携している会社のホームページへ行くと、自動的にRakutenからのポップアップメッセージが出てくるように設定しています。
一定数のポイントが貯まると、小切手が自宅に届いて、換金できるようになっています。
Seated
次にご紹介したいのは、レストランでの食事でポイントが貯まるアプリ。
やり方は極めて簡単で、アプリからレストランを予約し、食事をした後に、そのレシートをアップロードするだけです。
ポイントはレストランによっても、また、同じレストランでも時間帯によって異なり、閑散期に予約を入れるとポイントがたくさんもらえる仕組みとなっています。レストランとお客さんを繋ぐことをコンセプトとしたユニークなアプリです。
私がこのアプリを気に入っている理由は、操作の容易性と還元率の高さです。
加盟しているレストランは決して多くありませんが、たまたま行こうと思っていたレストランがSeated登録している際には、Seatedから予約を入れるようにしています。
貯まったポイントは、様々な小売店のギフトカードと交換ができます。
紹介者も被紹介者にもお得な紹介制度がありますので、ご興味ある方、"rena89"のコードをご使用の上、登録ください (登録の際にはアプリのダウンロードが必要です)。
アメリカ在住のみなさんは、どのようなポイント制度を使用していますか。
上記2つは、ものぐさな私でも使える便利な制度で、愛用しています。まだお使いでない方、ぜひチェックしてみてください。
アメリカは、年間最大のセールのシーズンに突入しました。皆さま、良いホリデーシーズンをお過ごしください!