教科書英語を離れた実践的な英語力を身につけたい、グローバルな世界に身をおくことで、世界では何が起こっているのかを知りたい、との思いから、NYで暮らし始めてもうすぐ2年
先日のチャンピオンズリーグ決勝戦バルサvsマンUの試合は、運よく休日の日中であったので、近所のバーで観戦NYという場所がら、それぞれのチームのファンが混じっていました。私たちの正面にいた男の子4人組は、一人だけバルサファン(写真右の人)でしたが、仲良く4人でテレビに釘付け。
渡米前は、「2年後には英語はネイティブのようにぺらぺらになって、英語には全く困らずに暮らしている」自分を夢見ていましたが、勉強すればするほど、英語は簡単には身につく言語ではないということを実感すると同時に、日本にいたときには気づかなかった英語の特徴、効果的な英語学習方法にも少しずつ気づいてきました
こうした英語の特徴を意識すると、日本語英語の枠を抜け出せるのではないか、と思います。
法則1:日本の教科書で習った単語・表現の中には、ネイティブスピーカーが使わないものがある
これは、ネイティブの人たちの話を聞いていて、「あっ、この場面でこういう表現やこういった単語を使うんだ」と気づくことが重なって思ったことです。
その代表格がavailable
この単語は、意外にも日々の生活でかなり多く使われています。
友達に予定を聞くときは、
「Are you available this weekend?」 (このとき、freeという単語を耳にすることは、なぜかほとんどないです。)
カフェで席が空いているか確認するときは、
「Is this table available?」
コンサートのウェブサイトでは、
「Tickets are available now.」
こうした簡単な単語を、ネイティブの人たちと同じように使うだけでも、英語が生きた表現として会話の中に取り込まれていくように思います。
それは、私が日本語を練習している友達が話しているのを聞いたときも同じ。「あっ、この人きっと日本で生活して日本語学んだんじゃないかな」と思う瞬間とは、流暢に日本語を話したり、日本語を書いたりしているのを見たときではなく、会話の中でさりげなく、学校ではきっと習わないだろうと思うような口語表現を使っているのを聞いたときだったりします
そのため、ドラマや映画をたくさん見ることや、電車の中、エレベーターの中といった何気ない場所でのネイティブの人たちの会話に耳をそばだてることも、意外と英語上達の近道のように思います