先日、アメリカでは、別れ際に、good byeの代わりに、have a good xxx (have a good day, have a good afternoon, have a good night)と言った表現を使うことをご紹介しました(過去記事は、こちらからどうぞ)。
ワールドトレードセンターの跡地にできたOne World Trade CenterトレードOculus。
今日はその続きで、その時の返答方法について書いてみたいと思います。
面白いのは、have a good xxxという表現は、日本語で言うと、「じゃあ、またね。」という意味なのですが、それに対しての返答は、「またね。」とはならず、"Thank you, you too."(ありがとう、あなたもね。)が一般的です。つまり、返答自体は、"have a good xxx"の字面そのものに対しての返答なのです。
私は文章が好きなことから、言葉の微妙なニュアンスにこだわることがあって、日本にいる時、大学時代のサークル活動や仕事の終わりに、「お疲れ様です。」ということに、いつも違和感を感じていました。一緒に楽しい時間を過ごしたサークル活動の後に、なんでお疲れ様なんだろう?なんていうことをよく思っていましたが、NYに来てからは、友達、会社の同僚、近所の知人等どんな人に対しても、have a good xxxという表現が使え、さらに、それはとても前向きな表現のような気がして、とても気に入っています。
この表現は、対面だけでなく、テキストメッセージやEメールの結びにも使えるので、ネイティブの人と交流する機会にぜひ使ってみてください。(仕事上では、電話を切るときに使うことはありますが、カジュアルになりすぎるからか、仕事上でのメールではあまり使うことはないように思います。)