NYで冬を楽しむ

NYのホリデーシーズン

あっという間に12月に入り、あちこちでクリスマスツリーを見かけるようになりました。
日本にいた頃はクリスマスは1日だけのイベントのような感覚でしたが、アメリカは12月は一ヶ月まるまるホリデーモードで盛り上がります。

国内外の主賓たちも宿泊することで有名なウォードルフアストリアホテルのクリスマスツリー。アメリカの歴史と伝統あるホテルですが、10月にヒルトングループが経営権を中国の保険会社に売却することを発表し、大きなニュースになりました

ウォードルフアストリアホテルの人気サンデーブランチで有名なチョコレートフォンデュ。サンデーブランチは残念ながら、期待外れでした

クリスマスはキリスト教徒にとっての祝日で、クリスチャンの多いこの国にいると、クリスマスが、ただのイベントとは違う宗教的意味合いを持った行事であることを実感します。クリスマスは、宗教的な祝日なので、アメリカでは家族で過ごすイベント。

敬虔なクリスチャン一家は、クリスマスイブは家族揃って行きつけの教会のミサにでかけ、クリスマス当日はみんなでプレゼント交換をしたり、クリスマスディナーをしたり、といった過ごし方をしています。子供だけでなく大人までプレゼント交換をするのが、日本との大きな違いではないでしょうか。

アメリカ人と結婚した私の友人の話では、彼女の旦那さんの実家はNYから遠く離れていてクリスマス当日はなかなか会うことができないので、クリスマス前にプレゼントがごっそりと送られてくるそうです!それも、1つではなく、セーター、お菓子など1人に対していくつも送ってくれるようで、友人はいつもその数に圧倒されるそうです。向こうもたくさんプレゼントをくれるので、友人夫婦も一人につきいくつものプレゼントを用意して送るそうです。

そんなことからも分かるように、この12月は、アメリカ人はプレゼント選びに慌ただしい日々を過ごします。そして、あらゆる企業がこぞってホリデー商戦と称したキャンペーンを行うのもこの時期です。

また、ユダヤ教徒の人たちにとっても、ハヌカ(ハヌカについては、こちらからどうぞ)という大きなイベントがあるのが12月。

ユダヤ教徒にとって、クリスマスに匹敵するような一大行事です。

私はこの時期になると、オフィスビルやマンションの入り口、レストラン等、街中いたるところに飾られる巨大なクリスマスツリーを眺めて楽しんでいます。

何でも大きいアメリカ。クリスマスツリーのサイズも大きく、外で見かけるクリスマスツリーはどれも天井に届かんばかりの高さを誇っているのには、いまだに驚いています。

皆様、良いホリデーシーズンをお迎えください。


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