旅行中の短い間にはあまり立ち寄る機会がないかもしれませんが、その国の日常がよく分かるのは、スーパーマーケットだと思います。
売られている品物、値段、お客さんの格好等を観察してみると、その国の暮らしぶりが見えてくる気がします。
ニューヨークには、Whole Foods、Trader's Joeをはじめとして、いくつかの有名スーパーがしのぎを削っていますが、今日は、読者の方からのリクエストで、固定ファンが多いことで知られるFairwayの潜入レポートを書いてみたいと思います。
ついに来ました、Fairway!
私の行動圏内にはなぜかFairwayの店舗がなく、今まで行く機会がなかったのですが、今回初めて足を踏み入れて、Fairwayがこんなにも長い間、時代の変化の波に揉まれながらも、ニューヨーカーに愛されている理由が分かりました。
他のアメリカのスーパーと比べてFairwayが特に優れているのは、
・工夫された陳列方法
・品数の豊富さ
・エンターテイメント感溢れるレイアウト
だと思います。
まず面白いと思ったのは、普通のスーパーでは全然違うエリアで売られているものでも、例えば、下の写真のように、関連性があるものをまとめて同じ場所で売っていることです。
トマト、バジル、モッツァレラチーズ、オリーブオイルが1箇所にまとめて売られていました。