本気で英語上達

英英辞典のススメ

英語学習に不可欠な辞書ですが、みなさんどのような辞書を使っていますか。

私は、英英辞典が良いと分かっていたものの、使い慣れていない不便さと、大学受験のために英語の勉強をしていた頃は、まずは試験に通ることを重視していたため、標準的な高校生が使う英和辞典を使用していて、英英辞典を本格的に使い始めたのは、渡米してからです。

分からない単語の意味をさらに英語で理解するのは至難の業ですが、英英辞典を使い始めてから、英語の上達には、やはり英和辞典ではなく、英英辞典が良いと感じています。

英英辞典のメリットを考えてみました。
頭を英語脳から日本語脳へと切り替える必要がなく、実践的-英語に慣れるまでは、日本語で考えたことを英語に直したり、英語で見聞きしたものを日本語に直したりといった作業が頭の中で行われると思いますが、この方法では、どうしても瞬発力が鈍くなってしまいます。英語に触れているときには極力英語脳のままにしておきたいので、その点、英英辞典がおすすめです。

例文が実用的-英和辞典がどのように作られているのか詳細は分かりませんが、英英辞典と英和辞典とでは、同じ単語でもその例文は異なっていると思います。英英辞典の場合、例文にも知らない表現や単語が混じっていることもあり、ついでにそうした言い回しも学ぶことができて一石二鳥です。

同義語を同時に学習-英語学習で重要なことの一つは、ニュアンスの把握だと思います。例えば、同じような単語でも、言葉によって意味は少しずつ異なってきます(2つの言葉で意味が全く同じであれば、1つの単語で済むので、同じような意味の単語がある場合、それらが完全に同じ意味ということはありません。)。英和辞典の編集には日本人も携わっていると思いますが、英英辞典は完全に英語圏のネイティブの人によって作られているので、こうした同義語の意味の微妙な違いを学ぶことに適しています。

こうした理由から、私は渡米してから、英英辞典しか使っていません。
渡米当初の8年前はスマートフォンもまだそんなに広まっていない時でしたので、旅行用のポケットサイズの電子版英英辞典を持ち歩いて、街中で、または学校の教科書で、家のテレビの字幕で分からない単語があれば、片っ端から調べていました。
ある単語を調べたはずなのに、そこに出ていたまた知らない単語を調べて、と芋づる式に検索を繰り返していくと莫大な時間が経過してしまいましたが、英英辞典のおかげで、英語脳はだいぶ鍛えられたのではないかと思います。

その電子辞書も、開いたり閉じたりを繰り返しているうちに、接続部分が壊れて動かなくなってしまい、それを機に、インターネット上の英英辞典へと切り替えました。

インターネット上のおすすめの英英辞典は、こちらのLongmanです。

Longmanは無料である上に、単語の横にピンクと水色のスピーカーマークがついていて、ピンクを押すとイギリス英語、水色を押すとアメリカ英語を発音してくれるので、正確な発音も同時に学ぶことができます。

例文は決して覚える必要はありませんが、文章構成には気を配ってみたら良いでしょう。
どういった他動詞にどういった前置詞がつくのか(例えば、彼に資料を提供して下さい、という文章の場合、Please provide him with documents、または、Please provide documents for himとなり、provide 人 with 物、または、provide 人 for 物という組み合わせになっています。)に注意してみると、1つの単語からでも学ぶことは多いです。また、Longmanでは、複数同義語の解説も載っているので、こうしたところにも目を通してみます。

人によっては、学んだ単語をノートや単語帳に書き出して眺める、ということをしているようですが、私はもはや受験のために英語を学んでいるわけではないので、忘れたらまた携帯やパソコンでlongmanを引けばいいや、というぐらいの軽い気持ちで、こうしたノートは作らず、その場で覚えることを心がけています。もちろん、一度では覚えられないことも多いですが、縁のある単語には何度も出会うので、Longmanを何度か引く過程で、自然と意味も頭に入ってくると思います。

英語学習は、一山越えたらまた次の一山(新たな目標)が出現して、終わりのない長いマラソンに挑んでいるような感覚ですが、Longmanが良い学習のお供になってくれている気がします。

*表紙の写真は、NYの老舗デパート、Bergdolf Goodman最上階のレストランに掛けられていたSex and the Cityの登場人物たちの写真。

 

 

 

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