街角英会話

街角英会話をマスターする!

今から約10年前、初めてNYを旅行したとき、マックでアイスティーを頼んだつもりが、飲んだこともない不思議なジュースが出てきて、「今まで長いこと英語を勉強してきたのに、こんな簡単な英語が通じないなんて…」とちょっぴりショックだったことを今でもよく覚えています。

今日のエンパイアーステートビル。カメラの精度が悪くてきれいな様子がお伝えできないのが残念ですが、赤・黄・青の組み合わせはなんとも珍しいです

観光でNYを訪れ、タクシーやデリでなかなか英語が通じず苦労することは、誰しも1度はあると思います。

しかし、いまはっきり言えるのは、相手が?という顔で聞き返してきたとしても、そこで動揺する必要もないし、自分の英語力を悲観する必要もない、ということです。


なぜなら、NYのデリの店員、タクシーの運転手にネイティブスピーカーはいないからです!(レストランの店員さんにはいますが、デリ、タクシーは100%いないと言っても過言ではありません。)彼らのほとんどは、中南米等からの移民。つまり、母国語はスペイン語で、英語はあくまで第2外国語なのです。

長年住んでいるし、それが日常の仕事であるので、ネイティブの人の早口での注文に対応できることは確かですが、彼らが日常、家族や友人と話しているのはスペイン語。英語はかなり訛っている人が多いです。

NY観光中、またこちらで日常生活を送る上で、最低限英語を使う場面といえば、レストラン、デリ、タクシーだと思いますが、せっかく会話するなら、ネイティブのように話したいですよね。そうすれば、NY生活に慣れていない人だと思われて、だまされる確率も低くなります(先日も、タクシー運転手のメーター操作による不正多額請求が問題となっていました。NYではだまされることはほとんどないと思いますが、英語に不慣れだと思って悪事を働く人がいないとも限りません)。

ポイントは以下の2つに集約されると思います。
・自信を持って話す:自信の有無で、相手へ与える印象は大きく変わります。こちらで長く働くインターナショナルな日本人も同じことを言っていました。
・ネイティブの人たちが使うフレーズを盗む:レストラン、デリ、タクシー等での会話はいわば定型的な例文に慣れていれば十分対応可能です。みんなが一般的に使っている表現をマネして使ってみると、かなり英語に慣れた人という印象を与えることができます。

では、みんながよく使うフレーズとは、どんなものでしょうか。
次回から、場面ごとに分けて、考えていきたいと思います。

1度で言いたいことが伝えられれば、そうしたことが小さな自信の積み重ねとなって英語上達につながるし、またNY生活もさらに楽しいものになることは間違いないです。


0

-街角英会話

© 2024 NYに恋して☆