NYから日本を考える NYで驚きの体験

つれづれなるままに…

明日で記念すべきNY生活11ヶ月です。

最初は日本での慌しい生活から離れ、こちらでやることも少なく、一日ってこんなに長いのかと驚く日々でしたが、こちらでの日々を重ねていくにつれて、いまではめまぐるしく日々が過ぎ去り、季節が移り変わり、あと1ヶ月後にはこちらでの四季が一巡することになります。

生活には慣れてきても、ちょっとしたハプニングや楽しい出来事は今でも毎日たくさんあるので、最近のそんなことを駆け足で振り返ってみると、、、

何気に日本語ブーム:今のクラスに日本人は私しかいないのですが、なぜか日本語をしゃべれる人がたくさん(イタリア人、カザフスタン人、韓国人)。日本のサムライ文化マンガ、ドラマは日本人が思っている以上に世界で高い評価を受けています。

私より日本のドラマに詳しい韓国人:韓国人の日本のドラマ、マンガ熱は相当な域に達しています。社会人になってからほとんどドラマを見ていない私より、たいていの韓国人のほうが日本のドラマに詳しいです。いつも話についていけなくてちょっと困ります。

無料で見られる映画サイト:韓国人や他の国の人たちが日本のドラマにこれほどまでに精通しているのは、彼らの国々で、日本のドラマや映画を無料で見られるHPがあるから。特に韓国のとあるHPは、日本での放映翌日には韓国語の字幕付きでアップロードされるそうです。

韓国ドラマに詳しいカザフスタンの女の子:カザフスタンには韓国企業が進出していて韓国人のビジネスマンも多いとか。韓国ドラマにはまり、韓国人はみんなドラマに出てくるような顔立ちをしていると思って楽しみにNYへやってきたカザフスタンの女の子「韓国人はたくさんいるのに、ドラマに出てくるような人たちはどこにもいないわ~。」と最近幻滅気味。

周りは韓国人とカザフスタン人:学校に日本人がほとんどいないこともあって、私はいつも韓国人とカザフスタン人に囲まれています。なぜこの2つの国の人々がたくさんいるのかは、また今度触れたいと思いますが、かなり驚くべき事実が…

100度を超す日々:温暖化の影響なのでしょうか。先週は華氏100度(摂氏33度)を超える日々。この時期にこんなに暑いNYは久しぶりのようで、クーラーもフル回転ですが、こちらのクーラーは日本では見たことがないぐらい旧式。音もかなりうるさいです。

電車で心配される:そんな猛暑の中に乗った地下鉄の車両は運悪くクーラーなし。睡眠不足で疲れていたこともあり、(お財布に注意して)かばんを抱きかかえながらちょっとうたたねしていたら、数駅通過したころに、隣りのひとにいきなり「大丈夫?」と声をかけられる。気分が悪くなったのかと思って心配してくれたのですが、こんな心温かいニューヨーカーはけっこうあちこちにいます。

コーラとほうれんそうカレー:一見汚い店構えなのですが中は大混雑のインドカレー屋さん。NY1とも言われるこのお店は、10ドル以下で豪華なカレーが食べられて大人気。たまたま私のテーブルについたウェイターのお兄さんはどうやら日本人好きのようで、こっそりとといきなりコーラとほうれんそうカレーを運んできてくれました。さらに「好きなもの何でも持ってきてあげるよ~。」と言われたのですが、あまりにおなかがいっぱいで断念。日本人でいるおかげで得することはほかにも色々あったりします。

日本ひいきのサッカーファン:日本代表のワールドカップ最終戦は、学校内のカフェで観戦。熱心にテレビを見ている人はたくさんいても、周りに日本人はゼロ。でもなぜかみんな日本を応援してくれていて、PK戦でパラグアイゴールが決まるたびに大きなため息が広がる。中南米の人が多い土地柄で、こんなに日本のファンがいたのはいまだに謎。

授業よりサッカー観戦:前にも触れましたが、アメリカメディアのワールドカップへの関心は驚くほどに低いです。ゴールシーンをさらっと放送してそれで終わりでなんだか味気ない感じ。でも、世界中の国の人々が集まるNYでは、あちこちのバーが自国の試合を見る人々でにぎわっていました。スペイン人の友達は、試合の日は真っ赤なユニフォームをかばんにぶらさげ、スペイン戦のときは授業は自主休講。

明日はいよいよワールドカップ決勝戦。
NY時間では日曜日の14時半という絶好の時間のキックオフ。

クラスメートのスペイン人の味方になり、明日は近所のバーへスペインの応援へ行ってきます。


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