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夢を叶える力

ここ数日、毎日のようにある方のユーチューブを聞いています。
エンジニアの世界では相当有名な方のようで、もしかしたらこのブログを読んでくださっている皆さんの中にも、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。

シリコンバレー在住でアメリカの有名ソフトウエア企業に勤める酒井潤さん。

ご自身のユーチューブの番組では、エンジニアとしての話にとどまらず、アメリカ人の生き方、酒井さんご自身の考え方も多く発信されていて、酒井さんの地に足がつき、一歩一歩着実に夢を叶えられている姿を知ることができます。

酒井さんについて調べてみると、驚くような経歴。

元々はプロのサッカー選手を目指していて、21歳以下の世界大会の日本代表にも選ばれ、2001年には東アジアの大会で金メダルまで獲得。しかし、怪我によってプロの選手を断念せざるを得なくなってしまったそうです。高校も大学もスポーツ推薦だったため、何をしようかと模索していた時に、ITと英語ができれば世界で通用する、と聞いて、文系の人でも入れるエンジニアの大学を見つけ、北陸の大学へ行ったことからエンジニアの道が始まります。

その後も戦略的にキャリアの道筋を描き、その目標に向かってコツコツと努力を重ね、なんとアメリカで4番目にお給料が高いと言われているソフトウエアの会社にエンジニアとして就職。今では、オンライン講座の講師など、エンジニアのキャリアを生かして様々なビジネスをされています。

(c) 酒井潤さんのホームページより

 

サッカー選手からエンジニアの最高峰、シリコンバレーでの米系企業に就職。なんとTOEIC300点台から努力を重ねて掴んだポジションです。

今日は、酒井さんの動画、酒井さんの足元にも及びませんが、9年かかってグリーンカード取得という渡米時最大の夢を叶えることができた私自身の体験をもとに、夢を叶えるために必要だと感じた3点をご紹介したいと思います。

自分を信じること:アメリカに来て感じる日本とアメリカの大きな違いの一つに、前例を気にするか否か、ということが挙げられます。失敗を良しとしない日本の文化では、何かを取り組む際に、過去に誰かが成功しているか、誰かが既に辿った道であるか、ということを問われます。一方、アメリカは、歴史が浅い国であることも関係しているのかもしれませんが、前例を問いません。個性が重視されるこの国では、逆に誰もやっていないことが高く評価されることも多いのです。一見不可能に見えたとしても、周囲の目を気にせずに自分の夢、そして自分を信じることが大切です。私自身、リーマンショックの時に学生ビザで渡米して、奇跡的に就労ビザを取ることができましたが、それもひとえに自分を信じ続けたからだと思います。

私が大好きなキャッツキルにあるアルパカファーム、Buck Brook Alpaca Farmのアルパカちゃん。写真は先方のフェイスブックより。

 

コツコツと積み上げること:何かを達成する時に近道はありません。結局日々の少しずつの積み重ねが目標達成につながっていくのです。目標達成に必要だと思われるあらゆる手段を考えて、それを全て試してみるガッツがあれば、どんなに時間がかかっても必ず成果は現れると思います。例えば、学生ビザでNYへ渡った私が就職活動をしていた時、人材紹介会社に登録する以外に、マンハッタンにある私の業種に関連する会社を全部調べて履歴書を送ったり、イベントで会った人に求職中であることを話してみたり、と考えうる全ての手段を試し、もう他に手段はないと思い始めていた頃に、仕事が見つかりました。

客観的な視点で現状分析:目標達成のためには、常に他人の目線で現状を分析することも大切です。どんなに努力しても、客観的な視点がないとひとりよがりになってしまう可能性があるからです。例えば、何かがうまくいっていない時、ただがむしゃらに同じことを繰り返すのではなく、どうしてうまくいっていないのかを分析して、軌道修正をすることで、視野が開けていくと思います。

 

年が明けてすぐに酒井潤さんのことを知ることができたのは、私にとって大きな財産です。

エンジニアというアメリカでも人気の職種で、エンジニアのお膝元、シリコンバレーで活躍している日本人がいる、というのは私たち日本人にとって大きな誇りだと思います。

酒井さんの動画を見て、改めて夢を叶え続けていくことの醍醐味を感じることができ、私も今年の目標達成に向けて日々精進していきたいと気持ちを新たにしました。

 


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