本気で英語上達 街角英会話

日本の学校が教えない"interesting"のもう一つの意味

街歩きが楽しい季節がやってきました。
ニューヨークの短い夏。もうすぐ丸13年を迎えるNYで私が好きな季節は、ちょうど今の時期から10月末ぐらいまで。
その後はすぐに長い冬がやってきてしまうのです。

今年の夏は、さらに特別な楽しさがあります。
NYではコロナ規制がほぼ解除され、今年はコロナ前のように多くのイベントが目白押し。
そんなニューヨークライフを楽しむ毎日です。

昨日散歩で通ったブライアントパーク。昨日はオペラナイトだったようで、ステージで突然オペラ歌手が歌い出して、思いがけず、さらに楽しい夜となりました。

多くの人で賑わうブライアントパーク。小さな子もピクニックを楽しんでいました。

 

ニューヨークに2、3年住めば英語はネイティブのようになれるだろう!と意気揚々と渡米した時の気持ちは、渡米後わずか数ヶ月で打ち砕かれ、13年経った今でも、英語コンプレックスは抜け切らないのが現状です。ただ、その一方で、私は日本語であれ英語であれ文章を書くことが好きなので、英語のニュアンスにも割と気を配りながら暮らしてきた13年でもありました。

このブログでは以前から英語学習の難しさについて書いていますが(過去記事は、こちらからどうぞ)、日本人にとっての英語の難しさの一つが、単語のニュアンスが分からない、ということではないかと思います。

いったいどういうことでしょうか。3つの事例で考えてみたいと思います。

1.日本語に訳すと全く同じ意味になってしまうけれど、英語では違う意味の単語
良い例として、complicatedとcomplexがあります。

日本の大学受験の英単語帳ではどちらの単語も「複雑な」と訳されていることでしょう。

確かに、どちらの単語もそういった意味なのですが、complicatedは複雑だけれども分解して理解可能なもの、一方でcomplexは予測不可能な複雑さ、という違いがあります。

complicated car system。車のシステムは複雑ですが、パーツごとに分解して理解できるのでcomplicated。
complex relationship。複雑な人間関係。これはさまざまな要素が絡み合って結果が予測できないためcomplex。

そのため、complicatedとcomplexはどちらを使っても良いのではなく、文脈によって使い分けなければいけません。
このように、日本語に訳すとどちらも同じ意味になってしまう単語でも、英語では使い分けが必要なケースがあります。

2.ポジティブ、ネガティブ、中立な単語の理解
英語の難しさの2つ目は、単語によって、ポジティブなニュアンスだったり、ネガティブなニュアンスがあったり、そうではない中立的なものもある、ということです。

例えば、anniversaryという単語。日本語に訳すと「お祝い」なのでポジティブな単語と思いがちですが、この単語は中立的な意味合いなので、例えば、"This year marks the 75th anniversary of WWII." といった形で、戦争のようなネガティブな単語と一緒に使うことも可能です。

こうしたことを理解して英語を勉強すると、血眼になって多くの単語を覚えるよりも、知っている単語数は少なくても実践的な英語力を身につけられると思います。

3.一つの単語で複数の意味合いがある場合も
そして最後に英語が難しい、かつ、私が面白いと思うのが、一つの単語でも意味合いが異なることがある、ということです。その最たる例が、interesting。

日本語に訳すと「面白い」。ポジティブなイメージのある単語、と思っている人が多いと思いますが、英語では、皮肉をこめてこの単語を使うこともあります。

例えば、思考回路が不明で普通の人とは違うおかしな行動をとる人について、"She is an interesting person."と表現します。直訳すると、「彼女は面白い人だ」となりますが、これは明らかにネガティブ、皮肉たっぷりの言い方です。

また、他にも、具体的な状況は覚えていないのですが、渡米当初、あり得ない出来事が起きて私が怒っていた時、あるアメリカ人がinterestingと表現したのに驚きました。はたから聞いてもあり得ない出来事だったようで、日本語で、「不思議だね」というような時に、英語では"interesting"と言うのです。

 

こうした英語の奥深さは、意識的に英語を学ばないと気づかないかもしれません。
アメリカ人はこうしたことを当たり前のように身につけているので(私たちが日本語の助詞の区別に困らないのと同じような感覚なのでしょう)、語学学校ではこうしたことは教えてくれません。

私自身は、あれ?と思った場面に遭遇するたびに、ネイティブの友人に聞いたりしながら、こうした法則を発見しました。

ただ、こうした違いがあることを知っていると、英語のドラマや映画を見ながら、日本にいながらでも深い英語学習ができることは事実です。

最近、ネイティブの人と話していて、彼女が不思議ちゃんと呼ばれるような人に対して"interesting"と言っていたのを聞いて、こんな記事を書いてみようと思いました。

この記事が、英語を真剣に学びたいと思っている人のお役に立てたら嬉しいです。

今日はブルックリンをお散歩。Fort Green Parkというかわいい公園に友人が連れて行ってくれました。

センス溢れるこの建物、なんと、スパイク・リーさんのスタジオだそうです!Fort Green Parkから歩いてすぐのところにありました。75 S Elliott Pl, Brooklyn, NY 11217です。

 

 

 


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