アメリカ生活・SOS

難題を乗り切るアメリカ人のポジティブ思考

先週のエレベーター事件 から、早くも1週間。例のいわくつきエレベーターはその後何事もなかったかのように稼動を続けています。。あせる日本だったら、間違いなくエレベーターの総点検とか行いそうですが、そういったきめ細かい気配りがないのが、ここアメリカ爆弾

NYは古いアパートが多く、配水管がきちんと整備されていないこと等の理由から、マンハッタンのアパートやマンションで洗濯機が家の中についていることはまずありません。そのため、ビルの地下にランドリーが付いていたり、そうでない場合は、近くのコインランドリーで洗濯を行います。

エレベーター事件が起こったのは、地下のランドリーで洗濯物を乾燥機に入れ替えて部屋に戻る時のこと。すぐ戻るはずだったので、そのとき私が持っていたのは、ランドリーのカードと家の鍵のみ。そしてたまたま乗り合わせたお姉さん(30半ばのキャリアウーマン風の方)も同じ状況で、乾燥機から出てきたばかりの洗濯物の山と鍵しか持っていませんでした。

お互いに携帯もなくて外部にも連絡できないので、まずはエレベーターの緊急ボタンでドアマンに連絡。エレベーター内の表示は4階を指しているのに、実は1階ロビーと2階の中ほどでエレベーターが止まっていることが分かってから、私の頭の中では、「低層階で止まってて良かった。。この建物は地下3,4階までしかないから、最悪エレベーターのロープが切れて下まで落ちても、きっと死なないから大丈夫。」なんてことをずっと考えていたのですが、隣のアメリカ人女性はいたってのんきかお

1時間エレベーターに閉じ込められたときに、彼女が私に話していた内容を要約すると・・・
・早くドア開かないかな~。デリバリー頼んだ夕飯があと10分で来るから、それまでに帰らないといけないんだよねDASH!
・(私が何料理頼んだの?と聞くと、)タイ料理だよ。まぁ全然ヘルシーじゃないけど、日曜日の夜だし、まぁいっか割り箸
・(もちろんクーラーもないエレベーターでドアもふさがっているのでだんだん暑くなってきたのですが、)ねえねえ、このエレベーターの足元に空気口あるんだけど、隣のエレベーターが動くとここから風入ってきてちょっと涼しくなるよ台風ここに手置いてみなよ!
・(私のマンションには、ちょっとおかしなおばさんが住んでいて、よく外で、大きなおなかが露出した服を着て踊ったり歌ったりしているのですが、)一緒に乗っているのがあなたで良かったわーアップもしあのおばさんがここにいたらぞっとするよね(笑)
・私たち、携帯すら持ちあわせてないから、どうにもできないね。でも、私の洗濯物、いま乾燥終わったばかりで、いい匂いしてくるよーワンピース
・(ドアマンがエレベーター管理会社に電話してくれたものの、到着までには少し時間がかかるようで待っていると、)これ、明日会社で3時のコーヒー休憩のときのネタだねコーヒー

そんな小話をしているうちに、エレベーター会社が到着し、私たちは無事に救出されたのでしたクラッカー

これは、NYに来てから公私ともに実感するのですが、アメリカ人はとにかくポジティブ思考ひらめき電球911のような出来事も体験しているような都市で、そして育った環境も国の情勢も受けてきた教育も価値観も全く違う世界中の人々がところ狭しとひしめきあっているここNYでは、特にその傾向が強いように思います。

実は全然良い状態でなくても、それを疑わせる余地もないほどに、アメリカ人はポジティブな態度を示すし、どのような時でも常に前へ前へと進むことを善とし、会社であれば従業員をリストラしてでも毎年右肩上がりの成長を達成しようとするし、根本から日本人とは発想が違うことを実感しますビックリマーク

良く言えばポジティブ思考ですが、悪く言えば、物事を表面的にしか見ず、根本にまで掘り下げて考えるということをしない人種でもあるように思います。これについては、いずれ具体例を挙げながら考えていきたいと思います。


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