NYで異文化体験

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高橋選手が日本男子フィギュア界に初めてもたらした銅メダル。

Christian Science Monitorより

大怪我を乗り越えての復活劇に、昨日は大きな感動をもらいました。

今日は、前回のインターナショナルなフィギュア観戦話(こちら)の続きです。

日本3選手の中で、アメリカで一番前評判が高かったのは高橋選手。

私が、「日本男子フィギュア代表の中で、一番甘いマスクで、日本でファンが多いのも高橋選手だよ。」と言ったことから、話は発展し、選手が登場する度に、みんながいろいろコメントしていたのですが、注目ポイントは日本人の感覚とは全然違って驚きました!

日本人的感覚だと、演技以外では、顔立ちやスタイルに目が行くところですが、フランス人男性が注目していたのはお尻。欧米選手が映るたびに、「Look at this butt. It's so beautiful」と大絶賛。

(日本語でもボトックスという単語がありますが、英語でお尻は、buttoks。これをくだけて言うと、buttとなります。)

どういうお尻が美しいかというと、きゅっと引き締まっているだけでなく、大きいことも重要だそうです。

でも、私には全くその感覚は分からず、「In Japan, we don't have this kind of idea, so I have no idea which one is beautiful.」と言うと、「そのうち分かるようになるよ~。」と笑っていました。

そういえば、クラスメートのセクシーで底抜けに明るいガボン人の女の子も、ある日授業中に突然、「最近ちょっとやせてお尻が小さくなっちゃったのよー。」と嘆いていました。

顔立ちは、金メダルを獲得したアメリカ人Evanや織田選手がお気に入りでした。古風な日本的顔立ち、外国人にはとても珍しく、美しく映るようです。

お国が変わると価値観もがらりと変わるのは、とても面白いです。

次回は、今回の男子フィギュアをアメリカサイドから見て強く思った「世界で戦うことの意味」について考えてみたいと思います。


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