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ご挨拶&私がNYへ渡るまで

今日は、このブログの管理人、white catこと須能玲奈の自己紹介をしたいと思います。

ブログの略歴に書いていますが、私は2009年から愛する街ニューヨークで暮らしています。
そんなニューヨークとの出会いは、大学に入ってすぐのこと。たまたま旅行で友人と訪れた時、この街の魅力の虜になったのです。
後にも先にも自分の故郷でない都市でこんなに好きになる街はないでしょう。

初めての訪問から10年の時を経て、私は日本で働いていた会社を辞めて、単身渡米しました。
これから8回に渡るシリーズでは、私の生い立ち、私がなぜニューヨークへここまで惹かれているのか、ということを書いてみたいと思います。ぜひお付き合いください。

私は生まれも育ちも東京で、小さい頃から英語の響きが好きだったり、海外で暮らすことに興味があったものの、日本の大学に進学し、就職先も東京でした。
高校時代に1年間交換留学をしてみたいという想いはありましたが、家族の反対により実現しませんでした。
過去に海外で暮らした経験は、高校生の春休みに2週間ほど高校生のためのツアーで2週間ほどイギリス行き、2泊3日のホームステイを経験したことと、大学生の夏休みに2週間、ロンドンでホームステイをしながら語学学校に通ったことです。
当時のロンドンは今ほどごはんが美味しい都市ではなく、いつもどんよりと曇った天気、そして、日本人が少ないはずと思って選んだ大学時代に行った語学学校には、驚くほど日本人が溢れていて、ロンドンに特別な想いを抱くことはありませんでしたが、こうして、若い頃に、海外に短いながらも滞在する機会を持てたことは、英語をもっと話せるようになりたい、というモチベーションになると同時に、英語が話せるようになって、もっと日本の外の世界に見聞を広めたい、という気持ちへと繋がって行きました。

大学時代は、海外からの留学生と知り合いたくて、国際交流を積極的に行っているサークルに入会しました。
当時、そのサークルの上級生がたまたま少なく、サークルはほぼ休眠状態だったために新歓活動もほとんどされていず、大学に入って最初の1ヶ月間は、このサークルに入会するために、大学のキャンパス内をうろうろして、サークルに加入している上級生を探して過ごしました。
規模が小さいながらも、一定のルールのもとに運営がされていたサークルで、日本の企業でインターンシップをするためにやって来ていたインドネシア人やベネズエラ人、カナダ人と交流する機会に恵まれました。
当時は、今と違い、日本の外では日本とは違う常識で世界が動いていることを知らず、日本の価値観でこうした研修生たちと集っていたので、今となっては「文化の違い」と思って流してしまうようなことにも、敏感に反応したりしていました。

社会人になってからは、夏と冬のお休みを利用して、友達と海外旅行を楽しんでいました。
NYに移住したいという想いは頭の片隅から消えずにいたものの、そのきっかけも方法も分からず、まずは外の世界とつながるために、短い休暇でも行けて、物価も安いアジア諸国を多く旅しました。

職場は丸の内の外れだったので、時には丸の内にあるNY発の人気カフェ、Dean and Delucaでランチをし、NYへの想いを馳せていました。

なぜ私がこんなにもNYにこだわっているかというと、それは、大学1年生の時の弾丸NY旅行での衝撃が、いつまでも残っているからです。
このブログのタイトルにもあるように、私はNYに恋をしたのです。

今振り返れば、私が「ニューヨーク」という都市のことを知ったのは、中学生の時だったと思います。地理の時間に、先生が「ニューヨークというアメリカの都市には、世界中からの移民が暮らしていて、人種のるつぼやサラダボールと呼ばれています。」と話していたことを、鮮明に覚えています。
そして、時を経て、大学時代にNYに初めて降り立ち、こんなに躍動感と刺激がある街が地球上に存在することに、衝撃を受けたのです。

それから、私の人生の目標はいつしか、ニューヨークへ住むこと、となりました。
ただ、当時はまだ、いつ、どうやって、ということには思いが至りませんでした。

(少し長くなってしまったので、次回に続きます。)

第2話:私がニューヨークへ渡るまで2
第3話:私がニューヨークへ渡るまで3
第4話:私がニューヨークへ渡るまで4
第5話:私がニューヨークへ渡るまで5
第6話:私がニューヨークへ渡るまで6
第7話:私がニューヨークへ渡るまで7
最終話:私がニューヨークへ渡るまで8

 

 


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