アメリカ人はよく「肉食」だと言われますが、それは本当です
スーパーでも魚介類のコーナーは肉コーナーの4分の1ぐらいしかないし、街中のレストランにあるのも肉や卵を使ったメニューばかり
トマト抜きハンバーガーを 注文している人を見ることはしばしばだし、日本だったら通常ランチやディナーセットのお皿の横には、たとえ肉や魚料理を頼んだとしても、ちょっとだけ野菜 が盛られていることは普通にあると思うのですが、こちらではそんなことはまずありません。和食やさんでお皿の横に野菜があった場合でも、アメリカ人はたい てい残しています
先日登場したおしゃれなイタリア系アメリカ人も、カロリーコントロールに必死でいながら、魚は嫌いで全く食べず、先日も温野菜をそのまま残していました
それでも女性は食べる量に気をつけたり、彼女たちなりにヘルシーな食事を心がけたりしているので、NYには肥満な人はあまりいませんが、男性陣はごくごく普通の体型に見えても、おなかだけ丸くふくれあがっている人はたくさんいますそんな彼らの食生活は、ピザやハンバーガー、コーラーといったものばかり若い男性でも、日本人のビール腹とは比べ物にならないぐらいの大きなお腹の人は多く、いまだにビックリしてしまいます
そして、和食はいかにヘルシーでバランスがとれていて、すばらしいものかということを日々実感しています私は食事はできる限り和食、そして自炊をしているのですが、アメリカ人とのランチのときにはハンバーガーやピザも普通に食べています。私は日本基準でいったら普通サイズなのですが、アメリカ人からするとなぜか細い人に見えるようで、アメリカ人の同僚になぜと聞かれたので、これは和食をPRするチャンスと思って、「和食はとってもヘルシーだから和食食べていたら太らないよ」と話しました。
でも、アメリカ人にとっての和食=SUSHIなので、「和食って何」というところから話が始まり、「ごはんと味噌汁とおかず」と伝えると、「味噌汁って塩分高いはずなのに何で?」となり、「味噌は身体にいいんだよー」というと、「味噌って何?な んで味噌が身体にいいの?」と言われました。一緒にいた韓国系アメリカ人が、「味噌は大豆の発酵食品で、お味噌汁の下にたまっていて、かき混ぜると浮かび 上がってくるもの。」と解説してくれました。アメリカ人との会話は、日本だったら誰もが疑問に思わないことを聞かれたりするので、時にビックリします
先日も、「今週末友人宅で鍋パーティー(a hot pot party)に行くんです。」と上司に言ったら、鍋って何ってところから始まり、「小さな卓上コンロ(a small portable stove)を食卓の真ん中に置いて、お肉や野菜を煮込んで食べるんです。」と伝えたら、それでもイメージが湧かないようで、困っていました
味噌がなぜ身体に良いのか、みなさんだったらどうやって説明しますか~