今年もまたこの季節がやってきましたそれはグリーンカード(アメリカ永住権)抽選の申し込み毎年10月あたまから11月あたまにかけてウェブサイトでの申し込み受付が行われています。
グリーンカードについての過去記事はこちらからどうぞ。
人生を変える魔法のカード☆
驚くべき理由で結果が無効に!
日本人であれば、アメリカでの滞在が3ヶ月以内であればビザ不要で渡航可能ですが、それ以上の滞在をするために必須となるのがビザ合法的なビザを維持するということは、アメリカ生活を行う上で何よりも重要ですなぜなら、一度でも違法滞在を行ってしまった場合、アメリカへの再入国ができなくなってしまうからです。
アメリカに長期滞在するための方法として考えられるのは、
ビザ取得:就労可能なビザと不可能なビザ(学生ビザ)に大別されます。ビザには期限があるため、期限を超えて滞在したい場合には、グリーンカードまたは市民権の取得が必要。
グリーンカード(永住権)取得:一定の就労可能なビザからの切り替え、抽選に当選、アメリカ人との結婚で取得可能。
アメリカ市民権取得:アメリカ国民と同じ権利が得られるため、グリーンカードより強力。アメリカで生まれるか、グリーンカードからの切り替えで取得可能。
の3つの方法です。
こうして見てみると、グリーンカードや市民権は日本にいる間に取得することはかなり厳しいため、普通の場合はなんらかのビザを取得してアメリカに入国することになります
ここでやっかいなのは、自由の国をうたっていながらアメリカはビザ発行に寛大でないことです特に、失業率が高止まりし、Occupy Wall Streetのような反体制運動が起きているような状況下では、まずアメリカ人のために仕事を確保することが最優先のため、移民局による就労ビザの審査は年々厳しくなっています (これについては、過去記事アメリカ全土を揺るがすアリゾナ州の過激な法案 をどうぞ)
就労ビザは、一般的な就労ビザ(H1B)、芸術家ビザ(O)、研修ビザ(J)、ジャーナリストビザ(I)等と多岐に渡ります。そのため、アメリカへの長期滞在を考えた場合、学校卒業後のキャリアパスを明確にし、自分のキャリアではどのビザを取得することになるのか、そのためにはアメリカの学校でどの学部に行くべきかと遡って計画を立てることが最も重要です。なぜなら、ビザ取得で移民局が最も重視するのが、学歴・職歴とビザの種類の整合性だからです。
私は日本にいるときからビザについて情報収集してこちらへ来ましたが、それでもこの件では色々と苦労してきました。これは、アメリカで暮らす上で誰もが必ず一度は遭遇する難題です
私の周りでも、就労ビザがとれずに母国へ帰国をすることになってしまった、希望の州で仕事が見つからなかったため別の州への移動を余儀なくされた、仕事に不満があるけれどビザを維持するために辞めたり転職したりできない、ビザをサポートしてもらっているため安月給を受け入れざるを得ないといったネガティブな話も多い反面、ビザのために結婚が早まったなんていう話も聞きます
そう考えると、ビザは人生を左右する一大事項で、真剣に考えなければいけません。
今後は、どうやってビザについて考えたら良いのか、最近のビザ事情、その他ビザに関して私が思うことを少しずつ公開していきたいと思います
アメリカに住みたいと思っているのにビザによりその夢が断たれてしまうのはなんとも残念でなりませんが、強い想いを持って行動していれば、自然と良い方向に流れが向かっていくと信じていますかつての私がそうであったように
ついに今日、世界最大規模のユニクロ5番街店へ。5番街といえば高級ブランド通りで知られていますが、最近はカジュアル店も進出し、ユニクロの周りは、H&M, Hollister, forever 21が軒を連ねています。
10月14日の開店時には、柳井社長が鏡開きをし、ブルームバーグ市長も訪れた店舗。この話題はまた追ってレポートします。