またまた久しぶりの更新となってしまいました
なかなかNYの夏の様子をここでお伝えできずにいますが、蒸し暑い日々が続いています
昨日は突然飛び込んできたニュースにビックリした夜でした
そう、それはイチロー選手のヤンキースへの電撃移籍
ユニフォームの色がマリナーズと似ているので全く違和感がないのですが、何より驚いたのは、自ら志願した、38歳でのビッグクラブでの挑戦ということ
ヤンキースのような常勝軍団では、今季のレギュラーだって、そして来季の契約すら保証されていないかもしれない。それでも、自分がやりたいと思ったこと、そしてさらなる高い自分を求めて、躊躇せずに前へと進むその行動は、まさに「American Dream」という言葉が本当に存在するこの国だからこそできたのではないかと思った瞬間でした。
日本では、「もうｘｘ歳だから。。。」とか「ｘｘはｘｘ歳までにしなければいけない。」といった、年齢にしばられた考え方が知らず知らずに社会の深層心理として存在していて、その枠から外れた行動には「日本的」常識からずれていると捉えられてしまう、そのため、自ら制限をかけてしまう、ということがあるのではないかなぁ、との疑問は、アメリカへ来てからどんどん大きくなってきています
なぜなら、アメリカの人たちは、常に「今自分がしたいこと」に全力を注いでいるし、アメリカには、それを可能とする社会的インフラが整っているからです
NYの大学院に留学した友人は、クラスメートの年齢層の高さ、日本では間違いなくお局さんと思われてしまうような年齢での思いきったキャリアチェンジによく驚いていました
「ｘｘをしたいけれどもうｘｘ歳だから無理かもしれない。」とアメリカ人はあまり考えることがないので、たとえ30代半ばだろうと40代であろうと、仕事帰りに大学院に通い、勉学に勤しみ、そして卒業後にさらなるキャリアを目指して転職していくのです
これからは、NY在住日本人の間では、イチロー選手の目撃情報が飛び交いそうな予感です。広そうでいて、1ヶ月に数回は道で偶然友人とすれ違うほどに狭いNY。一流アスリートは、NYのどこの日本食レストランでごはんを食べるのでしょうか
