ニューヨークで出会った日本人の友人たちは、世の中へのアンテナが高く、社会問題や健康的な生き方への意識が高い人が多いように感じています。彼女たちにいつもいろいろ教えてもらっている私ですが、先週末に、よもぎ摘みに連れていってもらいました。
よもぎと聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
小さい時に公園でよく見かけたよもぎ。ニューヨークに来てからすっかりご無沙汰してしまっていましたが、利尿作用があり、解毒にも良いとしてパンデミックになって注目されているようです。
今回よもぎ摘みに行ったのは、ブルックリンにあるプロスペクトパーク。住宅街の間に位置しているものの、その広さはなんと213ヘクタール。東京ドーム44個分という広さには目を見張ります。
こんな場所の近くに地下鉄の駅があることは信じ難いような空間。小旅行をしたような気分です。
ワンちゃんたちが水遊びをする場所も。この日はかなり気温も上がったので、多くの犬が水に飛び込んでいました。
設計者はセントラルパークと同様。どちらの公園も知っている人は、納得するような変化に富んだ造りが特徴です。芝生が広がる場所、小旅行に来たかと思うような山道、湖、せせらぎがある一方で、広い道路も通っているので、かなりのスピードを出して自転車のトレーニングをしている人も多いです。
そんなプロスペクトパークは自然の宝庫。今まで全く気にしたことがありませんでしたが、見渡すとあちこちによもぎが生育いるのです。友人たちと次々によもぎを摘んだり、小道を歩いたり、おしゃべりしたりしながら、のんびりと公園を散策しました。
公園の中の駐車場では、電気自動車のチャージも可能。
公園の北側に位置するグランド・アーミー・プラザ。大きな門が目印です。
健康的な生活への意識が高い友人たちは、家庭菜園をしていたり、アパートでハーブを育てていたり。会話のあちこちでロハスライフの試みが出てきて、勉強になります。
いま、自宅で、先週末摘んできたよもぎを乾かしています。まずはよもぎ茶からチャレンジしてみようと思います。
みなさんも、身近なところからロハスライフを始めてみませんか?