最近急に寒さが増し、ニューヨークはいよいよ本格的な冬に突入しました。
クリスマスらしいこんなビルも。(57丁目の5番街と6番街の間です。)
家にいない時にまで電源を入れておくのは環境に悪そうですが、pre warと言われるような戦前に建てられた古いマンションは、設備も古いので、こうしておかないとパイプが凍結し、暖房が機能しなくなってしまうそうです。
日本では、何がきっかけで、冬の到来を感じるでしょうか。
みかんを食べるようになった頃?コートをクローゼットから出してきた頃?
ニューヨークでは、サンクスギビングの週末明けが冬の到来です。
サンクスギビングの週末頃から、街中のビルでクリスマスツリーを見かけるようになり、ユニオンスクエアやグランドセントラル、ブライアントパーク、コロンバスサークルで恒例のホリデーマーケットもオープンします。
グランドセントラル駅のホリデーマーケット。こうした小さなポップアップストアがたくさん登場します。普段はインターネット上でしか商品を売っていないお店も登場するので、実際の商品を手にとることができる良い機会です。
この時期のおすすめ観光ルートは、ブライアントパークとグランドセントラル駅のホリデーマーケットを見て、5番街を北上し、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを眺め、5番街の有名デパートやブランドショップの華やかなホリデーデコレーションを楽しみながらセントラルパークの南端、プラザホテルとアップルストアの59丁目の交差点まで歩き、プラザホテル地下のフードコートでのんびり過ごす、という贅沢なプランです。
5番街沿いのお店は、冬の時期になると、毎年競うようにそれはそれは見事なウインドーディスプレイで行く人々を楽しませてくれます。
バーグドルフグッドマンのディスプレイ。以前はなかったことですが、ここ数年、大手デパートは中国人需要に期待して、こうした干支の要素も取り入れた飾り付けをしています(アメリカ人に干支の概念はないので、これを見てピンとくるのはアジア人のみ)。
NY在住の人も、わざわざこれらのディスプレイを見に行くほどの人気ぶりです。
ただ、週末の日中はとても混んでいて、ウィンドウディスプレイを見るための列ができていたりすることもあるので、時間をずらして行くのが良いかもしれません。