NYで恋をする

国際結婚の意外なる壁

アメリカには国際結婚をしている日本人が多くいると思われがちですが、その数は驚くほどに少ないですビックリマーク私の周りの数多くの日本人を思い浮かべても、相手は日本人という人がほとんどおひなさま今から相手を探すという友達からも、「日本人限定」と言う言葉をよく聞きます耳

まず最初に思い浮かぶのは言葉の壁DASH!
言いたいことが思うように言えない、相手の言っていることが完全に理解できない、というもどかしさが毎日続くことを考えると、これは大きな障害です。

しかし、言葉の壁は克服可能であることも事実アップ日々の練習、そして努力により、時間はかかったとしても、これは解消可能であるので、そう考えると壁ではないかもしれません。

次に出てくるのが文化の違いかお
同じバックグラウンドで育った人同士だったら、話の中でさりげなく出てくる人や出来事について説明しなくてもお互い共通の認識がありますが、私が知っているアメリカの有名人(ハリウッドセレブ、歴史上の人物、政治家等々)は限りなく少ないし、またアメリカ人だったら知らなかったら非常識と思われるようなことでも知らないこともたくさんあります。お互いの「常識」が異なるために、そのつど説明が必要という面倒な点はあっても、どんな国の人とでも出会うことが可能なNY宝石白違う国の文化を知ることは、世界が広がることにもつながり、それが海外で暮らす魅力の一つでもあると思うと、これも壁とは言えないでしょう。

では、海外で暮らす人たちが考える一番大きな壁はなんでしょうかはてなマーク

こちらへ来た頃には思いも寄らなかったのですが、それは食生活の違いおにぎりハンバーガー
たとえ街中にアメリカンな食べ物があふれていても、やはり日常的に食べたいのは和食。これは間違いなくずっと変わらないと思います。幼少期からNYで育ち、日本語よりも英語のほうが楽という日本人の友人も、家ではずっと和食を食べてきたので和食のほうが良いと話していました。食生活とはどの場所で育ったのかではなく、小さい頃からどんなものを食べて育ってきたのかによって形作られていくものだと思います。

それゆえ、たとえNY生活が長くなったとしてももともとの食の好みは変えることができません注意それは相手も同じ。
そのため、私の友人が「絶対に日本人」と主張する何よりの理由は、「ごはんとお味噌汁を一緒においしく食べられるから。」というものですラブラブ

アメリカ人の旦那さんをもつ日本人の友人にごはんはどうしているのか聞くと、旦那さんは夕食は毎日「ステーキ」みたいなこってりしたものが良いようで、さっぱりした和食を作っても喜んでくれないそうですしょぼんそのため、仕方なく彼女のほうが合わせることに。もしくは、自分用には別のごはんを作っているようです。また、ちょっとお腹がすいたと言ったときに、相手がピザやサンドイッチを持ってきていらっとしたという話も食パン

文化の違いは歩み寄れても、お互いに譲れない食への価値観。そんなことから、私も和食に理解のある人がいいなぁ、と思います。和食が好きといっても、日本人なら誰でも好きだと思われるものがすべて好きとは限りません。それだけですらなぜ、と思ってしまうのに、毎日ハンバーガーを食べることを想像しただけでくらくらしてしまいますかお

多国籍な都市NYでも国際結婚が少ない理由は、意外なところにあるのではと思う毎日ですまっくろくろすけ


40度近くのおかしな暑さが続いていたNY。これはマンハッタンの中心、ミッドタウンと呼ばれる商業地区にあるBriant Parkという公園の芝生です晴れ平日のお昼休みですが、あたり一面日光浴とランチを楽しむ人で埋め尽くされています。
この公園は、夏の間は毎週月曜日夜に映画の無料上映をすることでも有名で、遠くに見える大型スクリーンはその映画用です。


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