NYで冬を楽しむ

既に冬模様☆ブライアントパークの楽しみ方

NYに旅行に来て気づくことの一つが、公園の多さではないでしょうか。
NYは大都市というイメージがある方も多いかもしれませんが、摩天楼の狭間に大小様々な公園があり、そうした公園が四季を通じてニューヨーカーたちの憩いの場ともなっています。

犬を飼っている人も多いので、それなりの広さの公園になるとドッグランと呼ばれる犬が走り回れる特別なエリアが設けられていたり、また、ニューヨークの公園は開放的で、朝は出社前のコーヒーを楽しむ人、天気の良いお昼にはランチを楽しむ人を多く見かけたり、夕方になると仕事後にちょっと休憩、なんていう人も多いです。

ネットで調べてみたところ、なんとマンハッタンだけで100近くもの公園があるようです。
私は一体いくつの公園に行ったことがあるでしょうか。

私がNYへ移住する前、大学生時代に初めてNY旅行をした時から強烈な印象を放っているのが、都会のオアシス、ブライアントパークです。
ブライアントパークは、オフィス街のど真ん中に位置しています。東はあの有名な5番街のショッピング街の入り口、すぐ西はタイムズスクエア。それにも関わらず四季の変化が多いことも特徴的で、夏には芝生でヨガや映画上映イベントが開かれ、冬になるとその場所はスケートリンクへと様変わりします。

今年は早くも10月後半に、恒例のアイススケートリンク、そしてそのリンクを取り囲むように、ホリデーマーケットがオープンし、連日賑わっています。

今日は、そんなブライアントパークの様子を写真を多く交えながらご紹介したいと思います。
ぜひホリデー仕様のニューヨークの光景をお楽しみください。

日曜日の早朝。マイペースに滑りたい場合は、空いている朝早くがおすすめ。この日は夜の間に雨が降っていて曇り空。写真左の霧がかったビルが幻想的です。この写真からも、ブライアントパークがいかに大都会の中心にあるかが分かるかもしれません。

夜は大人っぽい姿を見せるスケートリンク。同じ場所とは思えない変わりようです。

週末の夕方は大混雑。なお、スケートリンクにいる人のほぼ8割が初心者なので、スケートに慣れていない方でも臆することなく滑ることができます。

スケートの後の一杯に最適なバー。スケートリンクの真横にあります。なお、写真真ん中にある"S'mores"とは、アメリカとカナダでのキャンプの定番デザート。クラッカーの間に焼いたマシュマロとチョコレートをはさんだお菓子。よく見ると、看板のOの文字はマシュマロのキャラクターになっています。

スケートリンクを取り囲むように立ち並ぶ期間限定のホリデーマーケットでの人気店、ニューヨークを代表するチョコレート屋さん、Max Brennerの出店。ホットチョコレートが大人気でいつも列ができています。

辛いソースばかりを扱ったユニークなお店。この写真はずいぶん前に撮ったものですが、Hell's Kitchenと聞いて、ピンと来た方も多いかもしれません。タイムズスクエアの西側、レストランが軒を連ねるエリアです。

この季節に合わせて、家のデコレーションアイテムを売るお店も多いです。このランプ、すごく気に入って写真を取りました。

NYらしいこのような民族色溢れるお店も。このお店は、なんとチベット人が経営しています。写真真ん中に写っているチベット出身の男性がオーナー。15年ほど前にNYに移住してきたそうです。普段はマンハッタンから電車で1時間ちょっと北上した小さな町でお店を営んでいるようですが、この時期はホリデーマーケットに出店。

こちらはインド人料理屋さん。店員さんもインド人。本格的な味が期待できそうです。NYには大規模なインド人コミュニティーがあります。そのため、インド料理も本格的。NYへ渡ってから、日本のインド料理がいかに日本人の舌に合わせてアレンジされているかを知りました。

ブライアントパークの南側に停車していたトラック。トラック全体がクリスマスモードで大盛り上がり。クリスマスグッズを販売していました。

 

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式を来月頭に控え、ニューヨークの秋は終わりを告げ、間もなく冬へと一直線。寒い冬が来るのは喜ばしいことではありませんが、ホリデームードで盛り上がる街並みはこの時期ならでは。そんなニューヨークの光景を楽しみにしているのは私だけではないはずです。

 

 


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